RS☆R4-1タコアシ

割れても割れてもそのたびに直して使ってきたA-RFタコアシ。それまで使っていた藤壺に対し中間域で盛り上がり、高回転もほぼ遜色なしの印象(当時はキャブだったのでデータなし)、1974化した後も良いマッチングを示していました。見た目とあわせて気に入っていたのですが・・・また走行会で割れてしまいました。


バンデージを剥いだので汚くなってますが迫力あってやっぱり格好いい。


これが割れた箇所。TIGを滑らかに盛り上げて補強してあったんですけど、どうしても#1に振動が溜まってしまいます。タイヤを暖めてピットロードに戻り空気圧を再調整、「さあこれから」というタイミングで割れちゃいました(ToT)。潮時かな・・・

いずれまた割れるのは分かってたのでちゃんと後継者を確保してありました。弟のNA8Cに使って高回転までスムーズに吹けていく感じが好印象だったRS☆Rタコアシです。古典的には高回転仕様と考えられているメイン60φ4-1。まつさんから蛇腹に割れがあるのでと格安で譲っていただきました。これで排気管の太さがタコアシ・触媒・マフラーまで全て同じになります。


溶接部分をグラインダーで削り、貫通マイナスドライバーとハンマーで切り離します。削り過ぎてパイプを痩せさせないように慎重に作業する必要があります。
それにしても短いタコアシというのは実に絵になります。格好よい!(笑


パイプとツライチまで削り込まずにその手前で止めてハンマー+ドライバーで攻撃して無理やり切り離したほうが結果的にはよかったです。外してから残った溶接跡を削り取るほうがミスも少ないし削りやすいです。


意外にも後ろ側のパイプと蛇腹に角度がついてました。ちゃんとパイプをまげて蛇腹をまっすぐに差し込むべきだと思うのですが、メーカー品でもコストの兼ね合いからかこういう誤魔化しっぽい事するんですねえ。ちょっとホッとしたりして。


うーん。見た目はA-RFと比べちゃいかんなー(^^;
割れるのが分かっていながらここまでA-RFを引っ張ったのは理由があります。


これがA-RFタコアシでの最終的なfuelマップ。実際に使う領域は黄色で囲んだ部分くらいのもんです。
4500辺りに谷がありますがその前後=赤で囲んだ領域が大きく盛り上がっているのが特徴的です。このマップのままRS☆Rタコアシを装着して走ると・・・赤で囲んだ領域で空燃比計がRichに張り付き、まともに走ることすら出来ません。


こちらがRS☆Rを装着して作成したマップ。まだまだ煮詰め終わってませんが傾向は分かります。


ファイルを比べてみるまでもなく盛り上がっていた部分がカットされています。ピークパワーのでる7300rpmでの要求量は同じなのでピーク馬力は同じですが、ピークトルクは5600で出るので・・・がちょーん。まるでタービンが回りだしたかのように一気に盛り上がる魅力的なトルク特性は失われてしまいました。

当初あまりの抜けの悪さに「もしかしてセッティング出せないんじゃないか」と内心危ぶんでいたのですが、出来上がってみればこれはこれで良いフィーリングです。
A-RFでは4000回転過ぎで深い谷が出来ていました。RS☆R装着により山が凹んだ一方、谷はあまり深くならず、結果として谷が浅くなった格好です。これが結果的に非常にスムーズな乗り味を生みました。
また2500以下ではA-RFよりもはるかに好印象。ガスが入る上に空燃比のばらつきが少なく大変乗りやすい。アイドルで要求するスロットル開度も少なく、低い回転数でも安定してアイドリングするし排気音もそろっています。今にして思えばA-RFでは低回転で回転が上がるのをほんの少し待つ感じがありました。街乗りはRS☆Rの方がずっと楽ですね。試乗したらほとんどの人はRS☆Rでのセッティングの方を褒めてくれる気がします(笑

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