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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その弐
レギュレターハンドル交換週末の楽しみ13でマニュアル化したウインドウ。ほとんど軽くならないのにはがっかりしたのですが手巻きのレトロな感じは結構好きになりました。ただクラシックな内装にプラスチックのレギュレターハンドルはどうもしっくり来なくて、ずっと気になっていました。上手いこと流用できるのがあれば良いのですが・・・20年以上前にパワーウインドウが世に出て以来、マニュアルウインドウ=低グレード用部品、なので見つけたのはどれも似たようなレベル(ちなみに・・トヨタカリーナGT(TA17)のウインドウレギュレターハンドルがロードスターのにそっくり?でメッキ仕上げ。一時はこれを買ってみようか、と思っていました)。 たまたまヤフオクで500円/本で見つけたのがこのレギュレターハンドル。 格好よいでしょう?ロードスターのより少し長め。軸は光沢のある硬いプラスチックで、ノブはアルミのバフ仕上げです。 裏面の形はちょっと違ってます。純正はセレーションで回り止めされ、抜け止めはΩ型のクリップですが、このレギュレーターは四角の穴が開き、表からネジでシャフトに留めるようになっています。 ダメ元で買ってみた部品なのですが、これなら何とかなりそうです。 まずはシャフトに穴を開けます。ドリルは4.5mm径(本当は4.2mmがあればベスト)。 ある程度の深さまで掘ったら5.0×0.8mmのタップを立てて、レギュレターハンドル固定のためのネジ穴を作ります。 幸いシャフトの方がレギュレターハンドルの穴より太いのでシャフトを四角く整形します。わずかにテーパーにしておくとレギュレターハンドルがガタ付かなくてグッド。シャフトの材質は思ったより軟らかいので慎重に。グラインダーだと削りすぎますよ、きっと。 樹脂のリングは再利用します。画像の右下あたりに流れている白い煙はエクトプラズムです。 ステンレスのキャップボルトで締めこんで完成。完璧っす(^-^ 作業自体は左右で1時間もあれば終わってしまいます。 超お勧め!なんですが・・・ちょっと問題が。
このレギュレターハンドルが付いてた元々の車はVanden Plas Princess、通称バンプラ。30年以上前に生まれ"小さなロールスロイス"と呼ばれる豪華なサルーン(西風さんによるとそうなんだそーです)。これくらい時を遡るとさすがに良いレギュレターハンドルがありますが、なかなか手に入らなそう・・・。 |