TOP
-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その壱
12月9日(土) かわいい虎の娘、戸田ピストンをちょっといじってやります。ブローして以来火炎伝播を悪くし、異常燃焼にも繋がるリセスはとっても嫌いな私、戸田ピストンのリセスはノーマルより浅く、かつビッグバルブに対応し径を大きく入れられた渋い物で気に入りましたがそのまま使う訳にはいかないでしょう。 リセスのエッジをいじりたいところです。凹のエッジは流石戸田です、半径2ミリくらい(BB弾がぴたっと来るくらい)のRが付いています。しかし凸側のエッジは掘ったまま、ここをペーパーで削っていきました。機械を使うとやりすぎるだろうな、と思って手でシコシコやりました。2時間で1個だけ出来ました。 二個目からは感じも分かったのでフレキシにフラップホイールを取り付けて削りました。仕上げはもちろん手で鏡面にしました。 もっと緩やかなRにしたかったのですが、リセスがピストンの端近くまできているので、トップランドが欠けてしまっても良いのでなければこれ以上削るのはキビシイ。 写真だとちょっと違いが分かりにくいかなあ。 戸田ちゃん、結構セクシーな色気が出たと思うんですけど(笑)スカートも少しいじりましたよ(えっちぃ〜♪)おなじみ糸面取りですね。
右側は機械を使って削っている途中のものです。戸田ちゃんがガムテープでマスクされていますね。いやぁぁ〜ん、そんな声が聞こえます、おらおらキミが綺麗になるためにやってるんだよ・・・この辺にしておきましょう。 つづく<まじで?
12月10日(日)
>MSハイコンプ、リング付き、ピン付き、スナップリング無し=424グラム。
って以前「週末の車いじり」で報告しましたよね。ふと思いついてピストン単体だとどうなのか、ピンを抜いて量ってみました。
MSハイコンプ=322グラム。戸田85φ=324グラム。
で、問題はご存知マルハモータースさんのHPで紹介されているMSの重量=320.3なんですよねえ。ピン重量はマルハさんの測定値と同じですが。私のMSは使用済みなのですがそれだけでこんなに変わるわけも無いし・・・やっぱり台所用秤はいい加減だなあ。 ところで戸田のピンは中空の端部がテーパーになっていて軽量化への気遣いが見られます。にもかかわらずMSより重たいんですね、この辺にまず剛性を重要視しているのを感じますね。
燃焼室の加工の続きです。先日何気なく始めたバルブシート周りのシートリング打ち込み加工の段差削除、やってみると意外と難しくて一旦止めてそのままになっていました。何が難しいってシートリング(既にシートカットしてしまった・段取り悪いですね)を傷つけないように削っていくのが気を遣うのです。 せっかく角さんから教えてもらった暗黒技もB6のバルブを持っていないので実行できず。ノーマルバルブでマスクするのは到底無理です。 で、ガムテープで覆っちゃいました。よわっちいので無理は出来ませんが慎重にやると結構いけます。前の写真と比べるとずいぶんキワキワまで攻めてるでしょ? 一応バルブがリフトした場合の燃焼室壁との隙間をイメージしながらやりました。私の腕と燃焼室全体の形を考えるとこんなもんでしょう。
で、また鏡面加工か〜、磨くのはちょっと飽きてきたぞ・・・
|