バルタイ調整

古い話になりますが書いておこうかなと。
1974が完成してからバルブタイミングをほぼ同じ仕様のエンジン(排気量・カム作動角が同じ)を組んだきんぱらさんと情報交換しながら弄りました。当時きんぱらさんの出された結論は100-105でした。

例によってMoTeCでA/F値のログを取って比較検討しました。最初に110-110を104-110としてみましたが、これは変化がありませんでした。100-110とすると中回転域スロットル全開で2〜3%程多くガソリンを要求するようになりました。高回転は変化なし。
さらにエキゾースト側を変更し100-100としてみると、中回転域で最大10%程薄くなり明らかに空気が入るようになりました。しかし一方で吸気の吹き返しが起き、時に踏み始めで一瞬ぐずったり空ぶかしで息つきが起きるなどドライバビリティーが低下しました。吸気が吹き返すと一緒にガスも吹き返すためにA/F計では薄く出ます。fuelマップで増量しても計算通りにA/F値が変化しない(濃くならない)場合、症状が出ていなくても吹き返しに注意しなくてはいけません。

100-104とするとトルクとドライバビリティーが両立できました。
そのまま2年以上乗っていたのですが、他人に公道で試乗させると「加速しようとした瞬間にぐずる時がある」と指摘されました。自分で運転する分には踏み方が違うせいか気にならなかったのですが・・・言われると気になるもので。インジェクターの霧化特性が悪くなってきてるのとか、エンジンのヤレで圧縮の各気筒間格差が出ているのとか、いろんな要素が絡まってだと思うのですが、そういえば以前より少しツキが悪いかもしれません。

104-104に変更してみました。

105ではなく104としたのは戸田のカムプーリーの目盛りが4度刻みのせい(笑
当然ながら100-104の方が104-104よりも中回転域で空気が入る訳で、この点についてはログを比較するまでもありません。気になるぐずりは・・・意地悪く低回転から大きくスロットルを開けても問題なし。100-100/100-104/104-104でドライバビリティーと中間トルクが綺麗にトレードオフ、シチュエーション次第でどれが正解とも言いがたくあとは好みで選べば良いようです。多連スロットルですのでどのバルタイでもアイドリングは問題ありません(オーバーラップが広いほど若干ラフ&全閉スロットル開度が大きくはなります)。100-100でも純正触媒付きなら排ガス検査も問題なく、車検をパスできました。

インジェクターの霧化特性を上げるとか(今のインジェクターはR32GT-R用440ccでちょっと大きすぎる&古臭さが否めません)点火系を強化するなど、他のハード部分でフォローすることで100-100でもイケる可能性はありますね。


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