Bianchi

20〜15年くらい前、興味の100%近くを占めていたのは自転車。パナソニックのセミオーダーのMTBにMAX30キロ以上の荷物を積んで旅行してました。その後忍者や650ブロスなど数台のバイクに乗り、給料もらえる身分になって買ったのがNA8C。
でもずっとバイク(この場合は自転車)の事は頭の隅にありました、特に高価で手が出なかったロードバイク。一番好きだったのはDE ROSA。クラウンのハートの肉抜きが好き、美しいラグが好き、細いクロモリチューブが好きでした。で、やっぱりシマノよりカンパニョーロが好き(パナソニックのMTBにはシマノデオーレ付いていましたが)。
いつかもう一度乗り出したいと漠然と思っていました、しかし当時に比べバイクはさらに高価になっています。すっかり大人の趣味となり、完成車の相場は最低13万、アベレージバイクで20万ですから、そうそうポンと買って「無理でした」と投げ出すわけには行きません。ロードバイクはレジャーじゃなくてあからさまにスポーツなんです、楽しみたいと思うなら敷居はけして低くありません。
ですからバイクへの憧れを胸に月に最低50キロのrunを始め、走りながらゆっくりと意思を確かめ、今日ついに一歩踏み出しました。

Bianchiのロードバイク、via NIRONE7 Alu MIX 9s Triple Liquigas-Bianchi Team Colorです。つまり一番安値のグレードのバイクをレースのチームカラーに塗った限定モデル。今やカーボンバイクが8キロを軽く切る時代、価格対スペックで勝る台湾などのバイクに興味が無いわけではなかったのですが、やっぱりヨーロッパブランド、メカもカンパが良かったんです。条件を満たす一番安いバイクは昔からbianchiなんですね。同じカラーリングのバイクがツールドフランス走ってるって素直に嬉しいですし、チェレステグリーンには誰だって一度は惹かれるはずです。
重量は9キロ半ばと重いです、リアメカはMIRAGEとカンパの安グレード、2006年モデルは9速(来年から10速でちょっと悔しいかも)だけど別にいいや。アルミのTIGのビードをわざわざ削って美観に配慮してたり(応力も分散しますね)、エンドやカーボンフォークの造形の美しさなど、十分にワインに耐えられます(笑


「マシンは持ってるだけじゃ意味がねえ、どう走らせるかだ(byワイルドスピード)」早速、購入したショップ=りんくまさん、の毎週末早朝ツーリングに参加しました。1年半掛けて身長175センチ体重64キロ体脂肪17%まで絞り込んだボディー(お腹ぺったんこ、腹筋見えます。これまでの人生でもっとも美しい状態)、ちょっと自信ありだったんですが・・・

* 荷物持ちたくないので携帯電話で撮影、画像悪いです *


朝7時です、もう楽しみで5時から起きて準備してました(笑
美しい、そして迫力ある憧れのバイクがぞくぞく集まります。bianchiがおもちゃに見えるほど!車で言ったらフェラーリやらマセラティやらが並んでるようなもんなんで。


3〜5%くらいの勾配を10〜15キロくらい上がった先の茶屋で休憩、本当は走ってる所を撮りたいのですが、まだ余裕無いです。そのうち。
それでもここまではまだすいすい登ってきたんですが・・・(当然常連さんにはぶっちぎられてますけどね)。


秋の気配を感じる空気の中、ぴゅーっとワインディングを気持ちよく下った後の上りではもう足が残ってなく、フロントトリプルのインナー×ローも回せなくなりました。6%位?の激坂では悲しいかな100メーター位押しも入ってしまいました。あらしょぼーい。これだけ身体造ってきてこんなもんですか。runとは使う筋肉が少し違うんで覚悟はしてたんですが。一緒に行った人たちのレベルは相当高いんで追いつくのは先の先とは思いますが・・・(^^;;頑張るべ。
写真は走り終わってスタート地点に戻ってきたbianchi。お疲れちゃん、ワックス掛けてあげますよ。本日の走行、55キロ。

とりあえず、心から気持ちいい!と思えたのはホッとしましたし嬉しかったです。努力してきて良かった、これなら問題なく続けられます(^^




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