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1951計画始動

マルハモータースのマーレピストンを見た瞬間、新しいエンジンを組みたくなったチューナーはプライベータのみならずプロにも大勢いることでしょう。格好よすぎるプロフィール。もう一台の愛車E36 M3にもマーレピストンが純正で組まれています。
M3のエンジンをばらしている様子がサクラムのホームページにありますが、凄まじいチューニングエンジンであることが分かります。1974など足元にも及ばない。さすがくそ高い3リッターの排気量にしてほぼリッター100馬力を叩き出す(まじで出てるらしい)だけあります。

さて、1974ですが、走行距離30000キロ行かないくらいなのですが、明らかにパワーダウンを感じています。組んだ当初207psを記録してますが今はおそらく180ps出てないはず。
チューンドエンジンとはいえ短すぎるライフです。
1974よりハイチューンのM3は10万キロ超えてまだまだ元気そのもの、パワフルに吹けまくってるのに。

1974のカムは戸田288ですが、リフトは9mmでバルブシートに優しいプロフィールのはず。パワーダウンの原因は恐らく腰下だろうと思われます。オイル消費はサーキットでは全くありませんが、街乗りでは減ってきています。
ブローした1928で使った戸田にしても1974のエスコートにしても、元々「あの形」はどうも好きになれません。実際1928をバラしたら戸田85φはリング下で強く擦れており、理想とはかけ離れた当たりでした。1974をバラスのが楽しみですが恐らくはエスコートも・・・
これがライフに悪影響を及ぼしている気がするんですよね。

BP用のマーレが出てからずっとOHのタイミングを窺っていたのですが、クラッチのOHが必要な事もあり、今踏み切ることにしました。
エスコートは86φですので、85.5φのマーレでは今の1974のシリンダーは使用不可能、新たに用意する必要があります。以前のMSハイコンプエンジンもそのまま残っているのですが、走行11000キロのエンジン(普通にNA8CのBP)がヤフオクで出てたので32500円で落札、これを使用する事にしました。千葉→山形への送料は4000円弱でした(@佐川急便。発送時に値切ってもらいました)。


今回はチューンというほどのものではなく、単なるピストン&シリンダー交換です。
作業の雰囲気をお伝えできればと思います。
# これを見た某マスタがうずうずしだすように・・・(笑



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