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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その参
1951搭載やぐらが組まれました。ますます祭り気分が盛り上がりますね(^^ 補機類を 降ろしたときと同様、ミッションにジャッキを掛けて持ち上げておきます。BPだと前後がB6より長くて、クランクプーリーがスタビに擦るので、バルクヘッド近くまで上げておいた方が入れやすいです。 ドレンボルトを磁石付きに交換するの忘れてました。NB2のパンボルトと比べてみましたが、ネジ部の長さ以外は一緒でした。大丈夫そう。 クラッチ板の位置を直すまで、メンドラが一枚目のクラッチ板までしか通ってくれずちょっと苦労しました。エンジンにはこれくらいの角度が付きますので、吊り上げる時にその分を見越しておきましょう(失敗したらメンバーの上に一旦降ろして吊り上げ直すことも出来ます)。 エンジンマウントを取り付けたらチェーンブロックを外します。 ほほーい、載った載った(^^ かなり嬉しいです。 トラストオイルクーラーのオイル取り出しブロック。センサー配線がどうなってるのか某マスタに質問されたので。前側が油圧、後ろが油温ですね。油温センサー根本は例によってスプリングでしたので、遮熱の為に被覆しておきました。 サーモ内蔵で油圧も落ちない優秀なブロックです。 水冷オイルクーラーはホースにメクラ突っ込んで封印。 ちなみに銅2層ラジエターとコア増しトラストオイルクーラーで真夏のハイランドでもOKです(しぶとくエアコンコンデンサー付き)。 ブロックへの補機類取り付け完了(^^ (のつもりが、ミスを一発かましてます。今見て苦笑い。さてどこでしょう)。 いきなり組み上がってます(^^;; ヘッドを取り付ける辺りからぽつぽつと雨が落ちてきたりした&そろそろ暗くなってきたので写真撮ってる余裕無しでした。 ヘッドボルトは高いので再使用しました。例によって弾性域角度法を併用して中央値で締め、座・ネジ山の荒れとボルトの伸びを確認。懸念した通り、再使用したボルトでは中央値で締めても他より回る=伸びてるのが一本ありました。伸びたボルトはポイ。別な中古ボルトに替えて締め直しました。 この画像の撮影時間を確認したら6:05でした。 オイル・水(クーラントじゃなく水道水のみ)入れた所。プラグとクランクアングルセンサーのカプラーはまだ付いてません。 この状態でセルを回して、 回して 回して・・・? 回りません(爆笑)。ぴきゅーんってS13ターボのフューエルポンプの音だけ響きます。そういえばセルの配線した記憶ないや。ショートしなくて良かったです。 インマニ外すの面倒だナーって思ったら下からエントリーできました(^^ 心の目を駆使して無事にセル配線を繋ぎ、再度クランキング。 いつもなら純正の油圧計の穴からオイルラインに注射器でオイルを入れておくのですが、今回はやってません。油圧が掛かるまでに思ったより長いクランキングが必要でチョイ焦りました。 無事に油圧が掛かり、一安心。 プラグを付けて、スティックコイルを取り付けて。 何度やっても緊張しますね、やっぱり。 スモールを点灯し、メーターのバックライトをON。 計器を眺めながらスタータボタンを押します。 さあ、呼吸しな1951。 初爆はあっさり、すぐに次が続きます、これなら掛かる!と思った次の瞬間4本のシリンダー全てに火が入って一発でアイドリングしました。 1974の最後の仕事として始動の適合をしつこくやったかいがありました。 2007.04.15 19:00。 1951始動! チューンドは花火。ロウソクじゃない。 願わくば息の長く華やかな花火であってくれ。 銀冠菊。非常に高い技術を必要とする日本の花火。 TOPへ
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