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シリンダーヘッド

ヘッドガスケットを0.8mm→0.6mm厚に変更するだけでも11.1→11.4まで上がるんですが、ちょっと物足りないんで、面研したヘッドを使ってもう少し上げようと思っています。ブローした1928のヘッド(1.77mm面研)を手直しして使います。

ブロー痕を修正面研で消したため、総面研量は2mmを超えています。
耐ノック性を上げるために、以前に掲示板で話題に上ったホンダType-R仕様のスキッシュ加工を施してあります。手作業では難しいので外注による機械加工で、滑らかな先細り形状になっています。燃焼室は仕上げの磨きもそこそこやってあります。
BPヘッドに見えないでしょ(^^
実動が僅かだったので1928制作時に行ったリングの多段カットもバッチリ生きており、バルブフェースの外側に糸面で当たりが出ます。


ポートはIN/EX共ナイフエッヂ加工。鏡面へのこだわりはありません。面倒ですから・・・。最も狭い部分はほとんど拡大していません、燃焼室側から入ってる機械加工と鋳型の繋ぎの段差を綺麗にした程度。入り口は広げてあります。バルブガイドはカットされています。


EX側。バルブガイド脇がちょっとボコボコしてますな。
この形状で溶けた形跡は無かったです。


これら加工により燃焼室容積は44ccとなりました。
圧縮比をシミュレーションしてみますと(燃焼室容積を44ccにするため便宜上面研量を1.9mmとしてます)。
ガスケット厚=2.0mmで圧縮比=11.5。丁度良いですね。
もし1.6mm厚のガスケットがあれば12.0になります(^^;;; ←ホントはやってみたい



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