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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その参
バルブ形状を微修正バルブを加工します。といってもプライベーターの定番「鏡面磨き」ではなくて、若干の形状変更を行います。 まずは吸気バルブ。 (加工する前の写真を撮り忘れました・・・orz) 吸気バルブは真ん中がへこみ、外側に向かってテーパーが付いた断面形状をしています。 # CLUB J58G HIROSHIMAさんのバルブ加工&研磨を見ると、ロードスターのBPエンジンの吸気バルブはテーパーが省略されている、と書かれていますが、これまで私がばらしたBP(シリーズ1)のバルブは全てテーパーがついていました。シリーズ2から省略されたのかもしれませんね。 ただ、シリーズ1のバルブもテーパーの繋ぎに少し角が立っているのでサンドペーパーを当てて滑らかにしました。さらに端部もちょっと薄くしてやりました。 燃焼室にぺたーっと張りついたような感じ。ノッキングは吸気側の燃焼室端で発生しますので、INバルブ形状は耐ノック性を上げる上で重要。 一方、鏡面にしても耐ノック性は向上しそうに無いので、そこはいつもの様に手抜き。バルブの真ん中の浮き文字も削りません。そんなところから異常燃焼が始まらないからこそ、平気でマツダがつけている浮き文字ですからそのまま放置。 排気バルブもそのままでいいかな・・・と思っていたのですが、TODAピストンの排気側にノッキング痕があったので少し加工しました。まぁ、エキゾースト側でノックが発生した時にはイン側で既に起きた後、って気もしますけど。 ドリルにくわえて回し、ディスクグラインダの砥石を押し付けて角を落としました。 左二本が加工前、右二本が加工後。インテークくらいまで薄くしたくなりますが、温度的に厳しいのでちょっとだけにしておきました。 TOPへ |