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バルブ形状を微修正

バルブを加工します。
といってもプライベーターの定番「鏡面磨き」ではなくて、若干の形状変更を行います。

まずは吸気バルブ。
(加工する前の写真を撮り忘れました・・・orz)
吸気バルブは真ん中がへこみ、外側に向かってテーパーが付いた断面形状をしています。
# CLUB J58G HIROSHIMAさんのバルブ加工&研磨を見ると、ロードスターのBPエンジンの吸気バルブはテーパーが省略されている、と書かれていますが、これまで私がばらしたBP(シリーズ1)のバルブは全てテーパーがついていました。シリーズ2から省略されたのかもしれませんね。

ただ、シリーズ1のバルブもテーパーの繋ぎに少し角が立っているのでサンドペーパーを当てて滑らかにしました。さらに端部もちょっと薄くしてやりました。


燃焼室にぺたーっと張りついたような感じ。ノッキングは吸気側の燃焼室端で発生しますので、INバルブ形状は耐ノック性を上げる上で重要。
一方、鏡面にしても耐ノック性は向上しそうに無いので、そこはいつもの様に手抜き。バルブの真ん中の浮き文字も削りません。そんなところから異常燃焼が始まらないからこそ、平気でマツダがつけている浮き文字ですからそのまま放置。


排気バルブもそのままでいいかな・・・と思っていたのですが、TODAピストンの排気側にノッキング痕があったので少し加工しました。まぁ、エキゾースト側でノックが発生した時にはイン側で既に起きた後、って気もしますけど。

ドリルにくわえて回し、ディスクグラインダの砥石を押し付けて角を落としました。
左二本が加工前、右二本が加工後。インテークくらいまで薄くしたくなりますが、温度的に厳しいのでちょっとだけにしておきました。



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