クランクキー溝トラブル

ある時ふと、アイドリングしているエンジンを眺めていて、クランクプーリーが首を振っているのを発見してしまいました(げ)。

プーリーを外して見ると・・・


クランクのキー溝が・・・前側で1ミリ弱拡がってます。1951を組んだ際に交換したキーは正常なまま。

おそらくは。
1974を組む際にキーの向きを間違えて組んだ→キーが痩せてガタが出来た→ガタのせいでクランクキー溝が僅かに拡がった→1951を組むときに正常なキーを組んだが、すでに拡がっていたクランクキー溝がさらに拡大した・・・んだと。
先端も少し痩せてますね、これがプーリーの首振りの原因のようです。実は今にして見直すと既に1951組みの時点でわずかに痩せが見られるんですよね。

まずはキー溝とキーのガタを埋めなくてはいけません。そのままにしておくとガタがガタを呼んで溝がさらに広がってしまいます。


100vアーク溶接でキーを太らせ、ガタがちょうど詰まるところまで手やすりで丁寧に削っていきます。本当は綺麗にビードを繋げたかったんですが、繋げようとするとキーが溶接の熱で溶けてしまいダメでした(在庫のキーを一本昇天させました)。これで上手くいったら溶接の上手な人に作ってもらうつもり。
広がっているのはクランク側のキー溝だけで、プーリー側は問題ないので形状がちょっと複雑になります。


見た目はともあれ、これで目的は達成できます。


こんな感じで一応ガタは無くなりました。しかし溶接の強度が不安なので、再度キーを製作しなおすつもりです。


ちょうど良い機会なのでバルタイを取り直すことにして、せっかくプーリーが外れているのでド芯出して自作全円分度器を貼り付けておきました。この分度器、紙で出来てますから万が一剥がれても大した被害なさそうなんで、このまま貼り付けておこうかな。


今回のバルタイは激軽さんの真似して1ミリリフトで取ってみました(激軽さんのブログはエンジン組む人にとっての基本がぎっしり詰まってるので一度見てみてください、勉強になります)。戸田288カムは対称プロフィールなカムのはずなので仮想中心角測定と一致するはずなのですが・・・2度くらいずれるんですよねえ。測定誤差だとは思うのですが、何度かやってもピタッと同じになりません。カム山減ったかな?w
ダイアルゲージの測定端子は当然自作です。ピアノ線じゃ再現性出ないんで。アルミアングルから切り出してます。


んで、遮熱板その他を元通りにして。
ついでなんでタッピングビス固定→ナッター打ってキャップボルト固定にしてみました(サーキット走ったら振動で何個か吹っ飛んだので)。見た目もおされ。

・・・で、完成、じゃなくてクランク痩せによる首振りはまだ解決してません。
もうひと踏ん張りですね。

アドバイスさんきゅ>pondepon氏




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