Fuelマップの工夫

現在使用しているマップがこちら。

ちゃけさんのアドバイスと、自分なりの工夫による変更点がいくつかあります。

まず、回転数・負荷(アクセル開度)それぞれの軸の目盛りを均等にしていません。
回転数軸は500〜800rpmを100rpm刻みに、1000rpm以上を250rpm刻みにしてあります。

クランキング時には電圧が降下し燃圧が落ちる→実際のインジェクター噴射量が減る・・・からなのか、クランキング時に読むサイトはマップ上で濃くしておく必要があります(クランキングインデックスでも増量しているのですけど)。
初爆が入った瞬間に読む500rpmくらいのサイトも増量しておかないと初爆の次が続いて来なくてなかなか始動できません。

そして800rpmから上が通常運転状態で読む可能性があるサイト。なぜ始動用の500rpm以下と通常運転用の800rpm以上のサイトの間に600・700rpmの二つの区切りを用意しているのかというと。

MoTeCはカーソルがあるサイトだけでなくその周りのサイトも読んで、それらの平均値で燃料噴射量と点火時期を決定しています。そのため、アイドル回転数が800rpmまで下がった際に始動用の濃いサイトの影響を受けてストールしないよう、軸の区切りを増やしてあるのです。
逆に始動時には500rpmまできっちり濃くなります。


負荷軸は0〜10の間に4,5,6,8の刻みを追加、それ以上を5刻みにし70以上が10刻み。

気筒別アイドリング燃料調整でも触れましたが、多連スロットルの場合、完全にバタフライの開き具合を各気筒で同じにするのはとても難しく、わずかにスロットルを開けた場合に気筒間で吸気量が違っています。

少しスロットルが開けば無視できる違いであり、かつ現実的には2〜4%でのスロットル開度で加速・巡行することは無いため問題は無いのですけど。
唯一気になるのが高回転のエンジンブレーキからわずかにスロットルを開けた瞬間、マフラーから出るバラツキ音。
急な下り坂とか、高速道路でのエンジンブレーキからわずかに踏み足したようなシチュエーションですね。抜けの悪いマフラーだとマフラー内で減衰する気がしますけど、二寸管だとそのまま抜けてきてババンババン。

ガソリンが入るからバラツキ音が出るわけで、加速・巡行で使わないサイトではガソリンを入れなきゃ良い・・・ってんで0〜4%のサイトの噴射量を「0」に設定、これで結構改善します。
6%のサイトにも「0」を入力すれば、実質開度5%まで噴射カットされるので、バラつき音を消すにはさらに効果的なのですが、そっとアクセルを開けた場合の「ドンツキ」が少し気になってきます。その辺のさじ加減は好き好きでどうぞ(^^)。

気筒別燃料調整も回転数に関わらず開度の低いところは調整していったほうが良い結果が出そうですね。

アクセル開度70%以上ともなると開度の5%の差による吸気量の変化はわずかになるので、10%刻みでも問題無しです。むしろ変更時の手間が減ってありがたいくらい。

また、ちゃけさんから「ミートポイントは回転数の急激な変化によりMBTが変化するみたい」というヒントも頂きました。そういえば、ドラさんのかつてのエンジンは発進時のみノッキングが必ず出ていました。あのノッキングはそういう事だったんですね〜。
(低負荷時のライトノックなのでエンジンに悪影響は無いからとドラさんは無視してましたけど(^^;;)
ただ、1951ver.2の場合はミートポイントの点火時期はノッキング寸前がMBTであり、かつ発進時にはノックが出ません。つまり点火時期はそのままでOK。その代わり燃調に一工夫してあります。見た目では分からないですけが発進時にクラッチミートするあたりの回転数・アクセル開度域を少し増量し、A/F=13.0位とやや濃い目にしてあります。
これでトルクが出て半クラの時間が短くなります(^^)。


アイドリングについても少々。
きちんとA/F=14.5で安定してアイドリングするように調整してから、スロットルをわずかに開いて、外乱への安定度を増すようにしています。燃調が薄くなるので、スロットルを開いてもアイドル回転数の上昇はわずかです。
熱によるスロットルボディーの収縮等、メカニカルな問題でアイドル吸気量が落ちた時にもA/F=14.5をキープできるように狙うわけです。最初から14.5狙いだと、吸気量が下がった際に濃くなって、カブってストール気味になります。 # GT-Rインジェクター時代には有効なテクでしたが、低容量12ホールインジェクタだと多少濃くなってもカブらないんですね。
# アイドリング排気ガス中のCOが増えてしまうのが気がかりですが・・・。





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