TOP -週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その四 -週末の楽しみ292

腰下完成

ピストンリングコンプレッサーを使用し、ピストンをシリンダーに挿入。


過去に自分で書いたページを見ながら(笑)、リングの合口をずらして組みました。
ブロックが黒々と光り輝いてて気分が良いですなー。


オキツモのバイク用耐熱塗料です。うすめ液とセットでお買い得価格で売られています。キャリパーなんかを塗るヤツですね。


塗ってる途中。赤っぽいサメ肌があっという間にヌラヌラ黒光り(笑)。
めくら蓋を塗るか塗らないか?好みが分かれるところです。純正と差を付けるため着色しましたが(笑)、もし黒以外で塗るなら蓋はそのままが格好良いと思います。 水のパイプに被せてあるのはユウ86さんから頂いた椅子の足キャップ。100均でいろんなサイズのを売ってるそうです、へー便利だこれ。


腰下で残ってる作業はオイルポンプ、水ポンプの取り付けとオイルパンの装着。
これらのボルトはたいていドロドロですから、台所洗剤でもみ洗いします。僕のお気に入りは「キュキュット」です(笑)。ブレーキクリーナーよりずっと早く簡単に綺麗になりますよ。


水・オイルのポンプ装着したところ。水ポンプもキュキュットで洗浄。
オイルポンプとブロックの合わせ面にはNA6時代はガスケットがあったのですけど、BPになった時点で液体パッキンでシールに変更になってます。もちろん液パキだけで問題ないです。


リアエンドオイルシールもギトギトで触りたくないですね・・・。液パキのカスもたくさんついてるし。
内側のゴム部分だけ新品に交換しますが、これがなかなか外れない。ヤスリかノコでハウジングを傷つけないところまで切れ目を入れてやり、ペンチでめくると外れます。


脱脂して液パキ塗って装着。クランクと触れる面にはオイルを薄く塗っておきます。
取り付けボルトは上下で長さが違うので注意。


メインジャーナルのMBSP取り付け部と、パンボルトの取り付け部をタップで清掃。


うっかり三日月シールを先に付けてしまいました、本当はまだ付けなくてOK。


MBSPとストレーナーを取り付け。この辺大急ぎ、本当なら写真撮ってる場合ではない(笑)。


メタル粉でギラギラだったオイルパンもキュキュット清掃。エンジン設計者の富永氏が「他のメーカーも見習え」と豪語する、出来の良い邪魔板形状が見えますなー。確かにロードスターでオイル偏りでブローって聞いたこと無いですね。


MBSPにもシールを塗って・・・。


完成。はみ出したシールは拭き取っておきます。
赤いシールはパーマテック。こいつの匂いがかなり酸っぱい(爆)。硬化時間はワコーズよりやや短め、ワコーズのが使いやすいです。




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