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オイルクーラー洗浄

ブローした際、オイルクーラーシステムにもメタル粉が回ってしまっていますので、こちらも洗浄します。


コア洗浄中。
コア内部にマイペット吹き込んで放置した後、水洗いしてます。
しかしオイルクーラーを外すのってとても嫌な作業です・・・手なんてどろどろですもん。出来れば触れたくなかったです(^^;; でもバンジョーの状態とかちょっと気になってはいたんですよね。アルミなのでヒビが入らないとも限らないですから(実際ドラさんがフィッティング割ってますし汗)


ホースも洗浄。
コアと違って流路抵抗が無いのですぐに綺麗になります。コアはなかなか綺麗にならなくて大変でした。


悩む人が多い油温・油圧センサーの取り付けについてちょっと。


これがトラストのオイルクーラー取り付けアダプタ。オイルフィルター取り付け部にサンドイッチするヤツ、サーモスタットが冷えている状態です。
オイルは外側から入り、真ん中の中空スタッドボルトからエンジンに帰っていきます。
サーモが閉じている状態だと赤丸の穴からオイルが直接フィルターに流れ込み、オイルクーラーコアをバイパスできます。


裏返してエンジンブロック側から見た写真。オイルは斜線部分から流れ込みます。見づらいですけどサーモスプリングの先に隙間が空いています。冷間時はこの隙間からコアを経由せずにオイルが直接フィルターに入れます。
ただし、コアへ向かうラインは開いたまま(ここポイント)。


コアからの戻りを制限することで、冷間時のコアのオイル流量を制限しているんですね。
右側のフィッティング(コアからの戻り用)にサーモが突き出しているのが分かるかと。しかし完全にふさがっておらず、冷間時にも多少オイルがコアに回る構造になっています。


以前に紹介したようにセンサー配線は前側が油圧、後ろが油温です。
何故こうなるか、お分かりいただけたかと。
オイルクーラーコアへのラインには冷間時も少量のオイルが流れており、油圧センサーは前後どちらにつけてもOKです。油温はコアに行く前で測定しないと意味が無いので後ろ側にセンサーを取り付ける必要があるのですね、前側につけてしまうと、コアで冷えた後の油温を測定してしまいます&サーモが開くまでは流量が少ないのでさらに低く表示してしまいます。


お湯をぶっ掛けてサーモの動作を確認。問題ないです。
上の写真の赤丸が閉じてフィルター直通経路が閉じています。同時にコアからの戻りが全開口します。






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