4月21日(土)

「週末の楽しみ」更新は久しぶりですね〜。走っているとどうしてもこうなっちゃう・・・

クランクシャフトを以前に書いた仕様計画通り、加工屋さんにバランス取り加工に出しました。バランシングは回転系を全てまとめてバランスする方法と、それぞれ単品で測定修正する方法が有ります。私が選択したのは後者、とはいえ現段階でフライホイール・クラッチとクランクプーリーをバランスするつもりはありません。当初行うはずだった曲がり修正も「どうせ元に戻るからやらんで良し」という某エンジン屋のおやっさんの言葉を聞いて止めちゃった・・いい加減だなぁ(^_^;;。でもバランス取りを行う際には本当は曲がり修正も行わなくてはいけないそうですよ。

それと、バランスを一回で済ませる=安く上げるのなら、回転系部品を全て取り付けた状態で行うべきです。ただこの方法だと、例えばクラッチ交換やフライホール交換を行った場合には、再度エンジンをばらしてバランスする必要がある、ということになっちゃいますね。各パーツそれぞれバランシングしてやれば、交換パーツだけをバランシングして組み込めば元通りになりますよね。

私の場合はクランク単体としました。しかし他のパーツまでバランスを取るつもりはありません・・・それじゃあ余り意味無いのでは、と思われるでしょうが、元々私の場合はMAX回して9000と考えていますから、そもそもあまりバランス取りによる効果を期待してはいません。どんなモノなのか自分でもやってみたかっただけというのが本音です。まぁやらないよりは良いでしょうし・・・ね。

んで、加工済状態のウェイト部です。扇形をしたクランクウェイトの先端に、ドリルで揉んだ穴がいくつかありますね。これがバランスを取った跡です。しかしこれらのほとんどはノーマルの状態で既に空いていたモノです。今回穴が追加になったウェイトは#1と#2の2個のみ。他は手を加えた様子は有りませんでした。ドリル刃の頭がぎりぎり入る程度の窪み×2つが追加になり、元々有った穴が2ミリほど深くなっています。う〜ん、この加工の効果が体感できると思います?!おそらく体感は不可能・・・オイルに掛かる面圧の変動を減らし、メタルタッチを少しでも少なくする効果は有るでしょうね・・・てゆうかそう思いたい(苦笑)。

う〜ん、ノーマルレブから大きく変化しないのなら、クランクバランス加工は(とりあえずBPに限って言えば)要らないのではないでしょうか? ちなみに私の場合は掛かった費用は1万8千円(相場よりちょっと高め)でした。

#他の型式エンジンではもっとぼこぼこと穴が空くことも有るそうです。もしかすると「元々当たりのクランクだった」のかも?!まあこれもやってみたから結果的に言えるってだけに過ぎないですね。

親メタル側(メインジャーナル側メタル)のクリアランス測定について以前書きましたよね。その時に「子メタルは測定が難しい!来週やりま〜す」とだけ書いて、そのままになってました。
親と比べて何故難しいかと言うと、プラスチを挟んだ状態でどうしてもコンロッド(クランクも)が回るから・・・プラスチを挟んで慎重にキャップを締め、そうっと取り外すのですがコンロッドキャップは噛み合わせがきつく、どうしても多少動いてプラスチを引きずってしまいます。まして私のキャリロコンロッドはボルト穴にブッシュが入っていますので、かなりキャップの噛みが硬いのです。

上手く行って、それらしい数値が出るときも有るのですが既に疑心暗鬼になっています。とても信用できません。

仕方なくここはプロの手を借りることにしました。メタルを入れたコンロッドハウジング内径をシリンダーゲージで、ピン側をマイクロメーターで、それぞれ測定して差を計算することでクリアランスとします。

測定用に用意したメタルは当然本番と同じF1ブラックメタル。厚みは6種類用意されている中で薄い方から3番目です。

その結果。

ピン径=
#1〜#3 44.940
#4     44.947

子メタルクリアランス
(メタル組み込み、ピン径を44.940として)
5/100
5/100
5.5/100
6/100

アフターパーツなのだから、コンロッドハウジングはきっちり径が管理されているかと思いましたが・・・残念100分台の誤差が出てきました。一方のクランクピンの太さも普通は大体そろっているものなのだそうですが・・・こちらも一本だけ太かったです。しかし結果的には不幸中の幸いですね、上手い具合にメタル厚みを余りばらつかせることなくクリアランスを揃えられそうです。

あとはどれくらいのクリアランスで取るか、なのですが、ノーマルコンロッドの場合ここまでハウジング内径が大きくなることは無いようで、現実問題として選択の余地はそれほど広くはないようです。G/SさんのHPを参考に、またNuMaTeCさんからのアドバイスを受けて決定します。

クランクの前側には、タイミングベルトの掛かるギアと、オルタおよびウォーターポンプを駆動する(私の場合は更にエアコンコンプレッサー)プーリーが付き、後端にはフライホイールが付くわけですよね。ノーマルプーリーは見た感じでは2つに割れそうな構造で、おそらくダンパーが含まれているんだろうと思います。ダンパーの是非にはそれぞれ考え方があると思いますが、私的にはプーリー自体やフライホイール自体が軽い方がやはり良いだろうと考えています(この辺りは最近のオートワークスで詳しく解説されてましたね)。

もちろん直径がフライホイールに比べて圧倒的に小さいので慣性重量としては低いものの、フライホイールを軽量化したのと同じ効果も期待できるわけですね。私は既にOSツインのディスク径の小さいのを組んでしまって選択の余地が無く、一方でコンロッドの大幅軽量化でバランス率が上がるため、多少なり吹け落ちが悪くなる可能性が無きにしも非ず。なのでこの方面もちょっと期待しちゃいます。

そこで軽量アルミプーリーの出番です。これはにゃじごん浅野さん にお願いして、実測して型から作って貰ったモノ。流石にすばらしい出来です。アルミの挽き目も美しく、色を塗るのが躊躇われるほど・・・結局そのまま付けることにしました。重量は760g@タニタ電子秤でした。ノーマルは・・・秤の1Kgの目盛りを振り切ってしまいました・・・にゃじさんによれば約1.7Kgだそうです。ノーマルの半分以下の重さであることは間違いないですね。エアコンパワステ無しですと475g!う〜ん素敵。でもエアコンは外さない(笑)
ちなみに28.000円也。

ノーマル同様サンドイッチされてタイミングベルトプーリーに取り付けられます。取り付け部の厚みはノーマルプーリーより若干厚いですがネジ長が足りないことも無く問題なく取り付け可能です。位置決めのキーも当たり面が多くなることで面圧が下がりますので、こちらも問題無さそうですね。

上死点位置とBTDC10度に点火時期測定用切り欠きもちゃんと有ります。点火時期の話しを読んでいただけると分かりますが、私は点火タイミングランプで高回転まで点火時期を測定します。中高回転では30°前後にもなるわけですから、元々プーリーにある目盛りでは足りなくなるはずです。

それを何とか可能にする秘密(と言うほどでもないけど)がこれ。プーリー側に目盛りを追加してやることで何度でも測定できるようになります。そのまま目盛りを書いてしまうと、ランプの光の中で反射して見難いのでは無いかと考えて、アルミ地を一旦白に塗ってしまい、そこに黒の目盛りを入れました。

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