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バッテリーのメンテナンス

うちのbugは12V化されているのでバッテリーも普通に6セルあります。ただ、形は国産車とちょっと違います。


左はミゼットUから出てきたメンテナンスフリーバッテリー。
bug用のは背丈がちょっと低く、さらに端子が一段低くなっているため、上面がフラットです。コレじゃないとリアシート下に収まりません。リアシート裏のバネと端子が触れてショートし、シート下から煙が出るのは割りとメジャーなトラブルらしいです。
# YUASA製あるんですねー。BOSCHしか無いのかと思っていました。


いつから使ってるバッテリーなのか分かりませんが、結構古い気が。
20キロほど走らせてから12時間後に電圧を測ってみると、12.34Vとまあまあの値です。


ACDelcoバッテリー充電器AD-0002を繋いでみると12.3〜12.4Vを示しています。充電器の電圧表示は正確のようです。


容量の80%まで蓄電しているみたいです。
思っていたよりも元気なバッテリーでした、ラッキー。


こちらは20年前に、冬季保管中のバイク用バッテリーに使おうと購入したバッテリー充電器。ホームセンターで4000円くらいだったような気がします。電流計がついており、充電進行の目安になります。充電を開始すると一旦右に振り切れた後、8Aで落ち着きました。
# 充電中はベントプラグを外しましょう。


1時間ほど充電してみると3Aまで下がってきましたが、さらに時間を掛けてもこれ以上下がって行きません(画像は3時間半後)。安物充電器なので電圧は13.8V固定で変えられません。
今まで充電したことがあるのはバイクとロードスター用だけ。どちらもMFバッテリーでベントプラグが無い=比重を計れませんでしたので、いつも針が止まったら「こんなもんかなー」と適当に充電を終了していました。
 緑なら「元気なバッテリー」
 黄なら「交換」
 境目なら「注意して使用継続」と診断(笑)。


充電直後に電圧測定したところ「13.32」、そこから1時間置いて「12.73」、さらに30分置いても変わらず。AC-Delcoの表示値も同じ。充電前より0.4V上がりました。


容量の100%まで充電できてますよーとの事。
「何となく」充電するだけならホームセンターの充電器でもまあ何とかなります。


いちおう100%まで充電できてはいますが、電流計を見る限りちょっとお疲れな様子。
ここで期待しちゃうのがAC-Delcoのメンテナンスモード=サルフェーション減少機能です。bugのバッテリー、新品買うと19,500円もします。AC-Delcoの充電器より高い(笑)。メンテナンスモードで充電することで寿命が延ばせる・過充電による疲労を回避できるなら、それだけでも十分充電器を買い足したかいがあります。
まあ「過度の期待はしないように」と言われていますのでそのつもりで臨みます(笑)。



これがまあ時間が掛かる掛かる。半日以上軽く掛かって終了しました。
早速電流を見てみると・・・あれ?変わってない、というかちょっと増えてる(^^;


比重を測ってみます。
セルの中からバッテリー液をスポイトで吸い上げ、中の浮きの沈み具合を見ます。結果はギリギリ緑に届かず。「注意して使用継続」という診断結果になりました(笑)。

という訳で、AD-0002の復活の呪文はどうも効かなかったようなのですけど、安心して放置していい&充電の終わりがはっきりしているというのはやっぱりスッキリしますね。MFバッテリーと違って開放バッテリーだと「グツグツグツグツ」とずっと喋ってるので、安物充電器でチンタラ充電しているといつか癇癪玉の緒が切れて、ぼん☆と爆発するんじゃないかと気になって仕方ないです(笑)。





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