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-週末の楽しみ〜bug SIDE〜
-週末の楽しみ336エンジン搭載1200と1300ではストロークの分だけエンジンの左右長さが異なります。1300のが長いため、低年式のbugに積む場合クリアランスはギリギリみたいで。フロアジャッキにエンジンを載せ、慎重に左右位置を決定。ここでビシッとセンターが出てないとメンドラとの結合で苦労するのはロードスターで経験済み(笑)。 オイルクーラーは高さがあるので、エンジンルーム内で組み立てます。 1300のオイルクーラーはこんなの。 どうにも顔に見えて仕方がないのですが。コックさんかと(笑)。 赤いのがパッキン、両面に液体シーラントを塗ってから取り付けました。 ファンハウジングも取り付けてしまいます。 んでジャッキを上げていきますが・・・やっぱり引っかかりました。 シリンダーの上をカバーするプレートがボディに干渉してます。 カバー剥がさなくちゃダメみたい→ファンハウジング外さなくちゃダメ。げ。 ファンハウジングってエンジン搭載状態で脱着できるものなのでしょうか・・・。 このファンハウジングだとギリギリ、ほんとギリギリで大丈夫でした。 ドッグハウスがあるので余計に厳しいんですよね。 ファンハウジングが後から取り付けOKと分かれば、カバーを剥がして積み込むことが出来ます。 これなら干渉はちょっとだけ、楽勝です。 そうそう、ヘッドカバーはスプリングフックで留っています、このフックもボディと干渉します。毛塚氏の教えに従ってスプリングを上下ひっくり返して装着、これでかわせます。 ついでにカバーを剥がしてOHVのシーソーを観察。 下がプッシュロッド側。1:1のシーソーなので、いずれもうちょっとハイリフトなロッカー組んだりますかね。 ジャッキを上げていって位置が決まったらパンを足でグイッと押すとズコっとはまりました。 たまたま、うちのジャッキのアダプター形状とパンの形状がピッタンコ。全くぐらつかずに上げられました。 newエンジンは1.5Lオイルサンプ付でした。オイルパンの下にもう一つオイル溜まりがある訳です。 オイル量が増えるのでオイルの劣化に対しては強くなりますね。高回転でヘッドにオイルが上がりすぎて不足するから必要、という話も聞きますがそっちはイマイチ納得いかない(笑)。ヘッドへ行くオイル量<ヘッドから戻る量、ならオイルサンプがあってもいずれパンは空になるんじゃ? エンジンがベルハウジングにはまり込んだら、後はナットを4つ締めこむだけなのですが。 参りました。 上側のボルト穴の一つに、溶接を盛ってナットを固定してありました。おかげで奥側からボルトを入れて、スパナを無理な角度で掛けて締め込む羽目に。本来なら奥側にレンチを当てておき、手前側からナットを回せばOKな所です。 溶接の熱で少しネジ山が変形しているのか、ちょっとボルトの回りも重くて指では回せず、えらい時間食いました。エンジン単体状態で気づけばナットにタップ掛けておいたのですが。 busに積んでいたエンジンのようで、bug的には大きなお世話な加工でした(笑)。 # 2016.0321追記 アーリータイプのオイルクーラーだとオフセットされていないので、シュラウドがある状態でもこのナットにエンジン側からアプローチ出来るのですけど、ドッグハウスがあると手が入らないため、ミッション側からしかボルトを回せないのですね。 / 追記 シリンダーカバーを再度取り付け。オイルクーラー無いほうが作業しやすかったのですが、せっかくシーラント塗ったので無理やり押し込みました。 空冷vwって配線むき出しの場合が多いですよね、劣化するちゅーの。ずっと気になっていたのでこの機会にコルゲートチューブで包みました。配線自体は引きなおされていて、日本製の太目の配線になっていました。柔軟性も保たれていたので継続使用決定。 しかし、黄色は無いだろう(笑)、ロードスターのコイル配線に使った残りなのでした。 下にもぐってサーモを取り付け。右バンクの下に留ります。ロッドとの接続はネジになってます。危うくどうせ圧入だろうと思い切り引っ張るところでした(汗)。 1200だとシリンダーからヒートエクスチェンジャの脇まで延びるカバーがあったのですが、1300のエンジンのシリンダーには小さなカバーが付いており、干渉して取り付けられませんでした。必要なら自作するつもり。 ヒートエクスチェンジャのワイヤとダクトも忘れずに接続。 ジェネレータスタンドはオイルフィラーとブローバイ通路を兼ねていますので結構汚れています。ブレーキクリーナーで丁寧に洗浄しました。 ジェネレータ+ファンを始め、主だった補機類を仮付け。 問題なさそう。 ファンハウジングの紺色と配線の黄色のコントラストが鮮やかです(^^;;; 足りない部品が多数あるので本締めはまだ先ですがここまでくれば一安心、雨が降っても大丈夫。 安心して仕事に行けます(笑)。 TOPへ |