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暖簾

元々あった収納を取り払い、一階リビングと和室を直接行き来できるようにしました。当初は扉を付けるつもりだったのですが、区切りをつけない事で得られる広がり感が気に入って扉無しにすることに。
かわりに暖簾を掛けることにしました。


リビング側から見た様子。
ちょうど真ん中辺りに突っ張りポールで下げました。


素材は綿で、あまり透け感の無いしっかりした布地です。
オフクロに縫ってもらいました。
漆喰のざらりとした感じと良く合っていると思います。


和室側から見たところ。
こんな緩やかな区切りでもストーブの熱をさえぎる効果があります。


二階の和室寝室と板の間の広縁の区切りにも。
既製品だと4枚が多いかも。布が広い方が存在感があるので3枚構成としました。


床から40センチほどの高さまで垂らしたかったため、布を継いでいます。
継いだ縫い目がお洒落に見えるよう、ステッチを入れてもらいました。
下の3つの×は完全な飾りで、割れています。


ここしばらく店先の暖簾ウォッチングを続けていたのですが。暖簾に店主の店への思いの深さが出てるような。一見お洒落なお店でも「YEBISU」とか、既製品の柄物が掛かってるとちょっと残念な気持ちがします。
一間サイズの暖簾、作ってもらうと結構高価なんですね。
でもビシッとお店にあわせて作った暖簾が掛かってるとやっぱり格好いい。
大事なのは柄より布地の質感とサイズかなと。
お袋のおかげで1000円程度で出来ました。ありがたやありがたや。


暖簾棒は24mmφの木製にしました。
受けにもちょっとコダワリを。シンブルとかワイヤーコースと呼ばれている金物を切ったもの。
造りのゴツさと不揃い加減がちょうどイイ感じです。





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