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2階広縁仕上げ

とりあえず住むのには支障が無いものですから、ついついほったらかしになっている二階。


ずっとこのまま放置してしまいそうな悪寒がするので、比較的小さな空間である広縁から手をつけてみることに。
いつだったか、酔っ払った勢いで壁紙は剥がしてあったので、下の糊紙を剥がすところからスタートです。霧吹き+スクレッパーではがしていきますが、冬場の方が水が乾きにくくて剥がれ易いかも。


適度に時間おいて引っ張るとズルズルと。
ちょっと画的に怖いんですけど(笑)。


糊紙を剥がし終わったら楽しい漆喰塗りです。
糊紙を剥がす際に吹いた霧が乾いてから塗り始めないと、石膏ボードの表面がブヨブヨと浮いてくるので注意。


マスカーで養生。ブルーシート敷くのもなあ、とイマイチ気合入ってません(笑)。
地下足袋履くのも面倒くさくてスリッパ。


コンセントやスイッチの脇はギリギリまで漆喰を塗っておき、生乾きの状態でカバーの土台を取り付けてしまうと良いです。完全に漆喰が硬化してしまってからですとカバーの収まりがイマイチで、少し浮いてしまいます。


大工さんが梁の脇の石膏ボードをきっちり張り込んでくれたので、漆喰塗りもギリギリまで攻められてます。


換気口も一旦取り外してキワまで漆喰塗り。コンセント同様、完全に乾く前に元通り取り付けます。


この週末、あわせて12時間ほどは作業してたかと。面積より細部の仕上げに時間取られるんですよね。のんびり楽しんでいるとこの程度の面積でも意外と時間掛かります。今回こだわってみたのは入り隅。
面を鏝で塗って乾かした後、指で角に漆喰を押し込んでやると綺麗に仕上がりますね。


入り口のドアの上に前のオーナー手作りの棚があったのですが。何かの拍子にあぶないでしょってのと、取り付けが石膏ボードにネジくぎという強引な留め方だったので撤去。
奥側の壁に移植しました。
間柱に固定したOSB合板に金具を取り付けて棚板を固定。金具の使い方が上下逆なのが気に入らないのですけど、置くのは酒瓶を数本?なので、まあ無問題。
ちょっとはbarっぽくなってきました。


調子にのっておもちゃ購入。


おもちゃと言っても取扱説明書に「子供のおもちゃではありません」と思い切り明記されている大人用。


ダーツです。
英国標準サイズのプレーイングエリアなのにエレクトロニックってどうなん、という気もしますけど使わない時には目立たないよう扉付きが欲しかったのでした。


この手のある意味お部屋のギミックって、配線見えちゃったりとかすると一気に安っぽくなっちゃったり。
配線が見えないよう、壁の中にAC電源埋めちゃいました(笑)。
元々この位置にはオイルサーバーがありました、そのためのコンセントが壁の上の方に都合よく付いていたんです。北海道ならではの、ホームタンクの灯油を2階まで引っ張り上げるためのマシンです。
うちの場合、元々リビング階段なのに加えて1階天井を撤去しているため、1階のストーブのみで2階も十分に暖かいため、2階の暖房とオイルサーバーは不要なのでした。


綺麗に設置できたので早速投げてみたのですが。
床に刺さります(笑)。無垢の杉板は柔らかいですね。
何かマットを敷いてやらなくちゃ。


寝室と広縁を区切る暖簾、黒い梁と柱、漆喰の白、飴色の梁。
それぞれのコントラストがとても綺麗で、このスペースが一層気に入りました。


うーん、今夜も。
酒が美味過ぎる。





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