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寝室押入れ

収納をあちこち破壊した我が家で唯一、手付かずで残されていた押入れ。


二階の和室です。寝室にしているお部屋。
この押入れはヤバい(笑)。悪い意味で昭和全開。

「私の服はここには入れません」とハニーにキッパリ宣言されたくらい。
いえ。正直に言って僕的にもきついです、これは。
半間のが二つ、左のは仏間だったのでしょうか。


半間では布団が入れられませんのでとりあえず仕切ってる石膏ボードを破壊。
劇的ビフォーアフターで良く見る光景。一度やってみたかった(笑)。
柱の裏側にはボードが収まる溝が掘られてました。


元仏間の下は階段。右の押入れの下は一段下がって小さな物入れがあります。
引っぺがした押入れ床は薄いベニヤで、受けの材も細くて疎ら。そういえば40年前の押入れって、人が乗れるような強度のある造りにはなってませんでしたよね。
あれって何故なんだろう、押入れの天井板ずらして小屋裏に上がる時とか困るでしょうに。


ブルーシートを敷き詰め、さらに端を梁に吊って小さな袋空間を作ります。
これで電動工具をここで使えるようになります。


押入れの床になる材を切り出します。
ツーバイ材で、あえてちょっと幅が狭めなのを使いました。古い家なのでちょいちょい狂いが出てますから、幅広の材だとチリが合わせにくいので。


切って並べて切って並べて。元の下地材受けに載せて行きます。


右側はスノコ状にしてみました、というか材料の幅の問題でこうならざるを得なかった(笑)。


漆喰大好きですけど、収納の中だと粉が気になるので壁紙使ってみました。
壁紙には種類があり、
1 糊無しタイプ
2 裏面に乾燥した糊が付いていて、スポンジなどで水をたっぷり付けて糊を戻して貼るタイプ(通称切手タイプ)
3 裏面に生糊がついていて、薄いビニールを剥ぐだけで貼り付けられるタイプ(生糊加工タイプ)
施工の難易度で値段が変わり、下に行くほど値が上がります。

技術の稚拙さを金で補うべく、3のタイプを選びました。

例外で
4 裏面に接着剤が塗ってある、シールみたいなタイプ(ワッペン式)
があるのですが、裏紙が無いため剥がす時に苦労します。選ぶ際にはご注意を。

さて施工してみると。
ブルジョワな選択をしたおかげで、ホント簡単。主婦でもOK(笑)。
カッティングシートを水貼りした事があれば、あれの1/3の難易度。
動くし、多少伸びるし、エアも適当に抜けるし。


使ったのはこちらの商品。
裏面の目盛りが思い切り狂ってるのは問題だと思う。


面を綺麗に仕上げるのはホント簡単。
この後、端をカッターで切るのですが、その仕上がりはプロ目線だと全然ダメ。
自分で作業して自分で住むなら全く問題なし、そういうレベルの仕上がりになりました。そういえば、漆喰もそういうレベルだったなー。


床貼りと壁紙貼りが無事に終わりました。
真ん中の柱が邪魔ですが、考えようによっては積みまくった布団の雪崩が起きなくて良いのかも。


石膏ボードが収まる溝が掘られていた柱と梁にはシナ合板で蓋をしました。


こちら側の柱は真ん中が膨らんだ形状で一枚では蓋が出来なかったので二分割。


お客様用の布団入れてみました、
ちゃんと収まるようになった〜。嬉しい。


押入れと全然関係ないのですけど。
燻製、始めてみました。
ちょー面白い。なまら美味い。
昼過ぎからゆっくりゆっくり時間使って燻して。
燻してる時間も楽しいですし、数時間後には最高の酒のつまみが出来ます。
換気扇の下なら室内でも問題なく出来るので是非やってみて〜。





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