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ヘッド換装 2

バルブも組みあがったことだし。
載せ替えいきますか(^^


ロッカー取り外し。
バルブステムガイドを良く見ると、インテーク側だけステムシールがついてます。
ヘインズ見ると66年以降はシールがあるみたい。
ただしガイドにシールを固定する溝はなく、そんなに強くバルブステムを締めてるとは思えません。
強く締めたらバルブに引っ張られてステムシールがガイドから外れちゃいますからね。
でも付いているのを見てしまうと迷う(笑)。移植するかな・・・。
しばらく悩んでMerry Makerrさんまでドライブ、相談したら要らないって。外れてトラブルの元になる可能性のがでかいみたい。
やっぱり(^^


ヘッド取れました。
1200エンジンにはヘッドとシリンダーの間に銅のリングが有ったのですが、1641には無し。
無いのが標準らしく。


シリンダーのクロスハッチを観察。
いい状態です。問題なし。


プッシュロッドチューブ。
蛇腹が二つずつあるタイプでした。
写真だと分かりませんが、開口部の真円が崩れています。
プッシュロッドを見ると僅かに擦れた跡がありました。ロッカーを押す際にプッシュロッドは上に動きます、リフトが大きなカムを使うとプッシュロッドチューブと擦れてしまうのですね。


そこで登場するのがこのタイプのチューブ。
クランクケース側とヘッド側で口径が異なっています。広い方をヘッド側に使うわけですね。


薄く銀色に塗られていますが塗膜が薄そうなので塗装してハロゲンランプで強制乾燥。


プッシュロッドチューブとエンジンの間にはゴムのシールが入りますが、それだけでは心もとないので何やら黄色いこのケミカルを塗布します。


接着剤のような使用感です。シリコンシーラントよりずっとサラサラしていてチューブ入りマーガリンくらいの硬さ。


プッシュロッドチューブとクールチンを挟み込んでヘッドを取り付けました。
プラハンで軽く叩いてある程度入ったらナットを回して締め付けてと。10mmのスタッドボルトだったので締結トルクは3.5kg/mmでした(8mmは2.5kg/mmだそうです)。


そうそう。組み付けでイライラしないようにスタッドにはタップ入れておきます。


フラホが見えているとクランクの固定が簡単なので、クランクプーリーを交換してみました。
社外プーリーはクランク先端からのオイル漏れを誘発しやすい、と聞いていたのですが我慢できずに(笑)。
気になったのでケースにはまり込む部分の径をノギスで測定してみましたが純正と全く同じ。ただクランクとの嵌合が少し緩く、2本爪のプーラーが無くても手で外せてしまいます。


エンジン降りたついで作業でもう一つ。
サウンドアブソーバーを撤去したままでしたので、ルーバーが切られたステンレスを装着してみました。
往年のドレスアップパーツなのですが。カッコイイ?

多分外すと思います(笑)。
作業の際に邪魔なんだもん、手を切りそうだし。



ロッカーを取り付け。
タペットクリアランス調整をしなくちゃ。


今日はここまで。
このまま放置できる幸せを満喫中。





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