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外壁役物・水処理等

杉材がほぼ張り終わりました。


押し縁も付いてでこぼこができてより締まった感じになってきました(^^)。
でもここからが意外と手間と時間が掛かります。


水切り板金を入れました。
杉材の長さは3600mmなので二階まで張るのに上下2段になります。板同士をつき合わせておしまい、にしている事がほとんどですが、それだと毛細管現象で目地に入り込んだ水は、逃げられずにそのまま小口にしみこんでしまいます。僅かな量でしょうが正しい水しまいではないですよね。


小さな屋根形状になっていて、上から伝わってきた水が、下の板の小口に入るのを防いでくれます。
押し縁の固定はステンレスコーススレッド。着色できないのが難点。
カラー釘は仕上がりが綺麗ですが、抜けるリスクがありますので。


玄関脇の窓。
窓の縁についていたタイルを隠すため、窓枠を造作してもらっています。
ゆらのガラスタイルとリボスの黒、結構相性いいですね。


窓の枠と壁板の間はシーリングで防水しています。


換気口はカマボコ型になりました。
ここはあんまりコダワリなかったのがばれたらしく、大工さんが勝手にセレクトしてました(笑)。
出っ張りも少なくて落雪で壊れる心配もなさそうですし、あまり見かけない形で気に入りました。


玄関の屋根は鉄柱で支えられていました。んが、この鉄柱の根元が腐食しており役目を果たしていませんでした。撤去してもらい・・・


玄関フードに支えてもらうことに。
暗くて見えないですが、棟木と玄関フード間に材を挟み込んであります。
棟木自体が強度ありますし、冬の積雪にも十分持つでしょう。


ケイカル板剥いだら出てきた印。
青山木工、今でもあるのでしょうか。


大工半田さん、お気に入りの部分がこの出窓。いや、窓自体はへっこんでるので出窓とは言わない?


元の屋根との位置関係。出来る限り出っ張らせて、日差しと雨を防ぎます。


出窓の軒裏は外壁と同じ杉板を張っています。


内側から吹き付けた断熱材が軒下にも噴き出してました。下から見上げる分には気にならないですが、時間を見つけて擦り落としておこうっと。


サイディングも丁寧に切り欠いてピタリと添わせてくれています。
間はコーキング処理。
サイディングのままでも軒天現しはカッコイイですね。





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