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コンロッド重量あわせ

4AGピストンはピストンピン〜ピストントップがB6よりも1mm低いため、そのまま組むと圧縮が下がってしまいます。


その対策として、このエンジンではコンロッド小端部の偏芯加工がされています。


昔から話には聞いていたものの、実物を見るのはこれが初めて。
もともとのブッシュの厚みが1mm程度しかないので、偏芯加工するには小端部のハウジング自体も削りこまなくてはいけないようですね。確かに小端部強度は落ちます。
壊れずにこれまで回ってきた実績があるから使う気になりますけど、新たに4AGピストン流用で1722作るならホンダB型コンロッド大端部フライスorブロック上面1mm面研でしょうね。


keigoが重量あわせの作業中。
二人掛かりだとすんごい勢いで作業が進みますね。
飽きたら交代できるし。


偏芯しているので治具の大端部のピン位置が変わりました。
例によってキャップと本体それぞれで重量をあわせた後、治具に載せて小端部大端部の重量を測定。
10回測定して中央の6つの値の平均を出して。


鏡面仕上げにはしないので見てくれは悪いですけど。ダイナミックバランス完了です。




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