TOP -週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その四 -週末の楽しみ462

腰下の組み付け

例によってクランク軸受けは根性の鏡面仕上げ。


keigoの家に遊びに行く時にクランクを持っていき。ビールパワーで磨きまくりました。


あと一箇所。
まずまずの仕上がりではないでしょうか。
サッポロクラシックがいつでも飲める北海道って素晴らしい(笑)。


オイルポンプはB6用を使いました。ハウジングの状態を確認、ちょっと擦れてますけど問題ないでしょう。この後でいつものようにオイル穴の角を丸めてやりました。


リリーフバルブスプリングはNB2ポンプ用を使用しました。
そう、あのぶっ壊れたオイルポンプから出てきたやつ(笑)。
コレぐらい使ってやらんと。


B6とBPの違いはガスケット。BPは液体シール+吐出穴にOリングですが、B6は紙ガスケット。もしかして使えるのかなーと思ってOリングも発注しておいたのですけど、Oリングがはまる溝が無いのね。


プラスチゲージにてメタルクリアランス測定。
親(全てN0.2メタルを使用)
#1 2.7mm=0.046
#2 2.5mm=0.051→NO.3メタルに変更
#3 2.8mm=0.045
#4 2.4mm=0.056→NO.4メタルに変更
#5 2.4mm=0.056→NO.4メタルに変更


1722から出てきた子メタル、予想より良い状態でしたが、やはりオイルが切れた状態で回った痕跡があります。ドライに擦れた筋が付いていました。でもまあ、結果から言うとOHせずにそのまま使っても大丈夫でしたね。
鏡面に加工してからプラスチゲージ挟んで仮組み付けてクリアランス測定。

#1 2.7mm=0.046
#2 2.5mm=0.051
#3 2.8mm=0.045
#4 2.8mm=0.045
お、まあまあですね。このまま使っちゃいましょう。


ボルト穴のお掃除。
タップを電動ドリルにくわえてクラッチを最弱にしてだーっとやっちゃいました。
今回は結構なゴミが出ましたね。


オイルを呼び込みやすくするため、スラストメタルのオイル溝の角をカッターで落としました。
これも毎度やってる加工です。


コストを抑えるため、今回はヘッドボルトとクランクキャップボルトは再利用。
大量に(実はこの何倍かある)在庫が有るので良いのを選んで使います。


弾性域角度法を併用して締結、伸びたボルトはゴミ箱行き。


ピストンリングは新品に交換。
トップリングは内側の下角落とし、セカンドリングは外側の上欠き。
BPのリングはトップが内側の上角落とし、セカンドが外側の下欠きなので上下が全く逆。???。
良く分かりません。


ピストン・ピストンリング・コンロッドが組みあがりました。
100均で大量に買ったトレイ、とっても便利(^^)。


ブロックは一応耐熱スプレーで塗装しておきました。ほんとはキャリパー用の塗料を使うつもりだったのですが、すでに缶の中で固まってお亡くなりになってましたorz


元はこんなんでしたから、それでも随分綺麗になったのではないでしょうか(^^)。


インテーク側は熱的に厳しくないためか、そんなに錆びないんですね。


ワコーズ組み付けペーストをスカートに塗布してブロックに組み込み。


オイルパン貼って完成。
クラッチは元々銀ドラについてたやつ。メッチャ軽いフライホイール付いてました。
パワー的にはノーマルでもつ程度しか出ないと思いますが、この軽さが魅力でそのまま使うことに。
B6は回りと落ちの軽さが命ですからね。


脚立&単管+チェーンブロックで積み込み。
シングルプレートのクラッチなんでチョイチョイです。


大将の1722からはメタルヘッドガスケットが出て来ました。当然再利用です。ゴムシールをステンレスたわしで擦って落とし、カッパースプレーを塗布。
とうとうカッパースプレー無くなっちゃった・・・。また買ってこなくちゃ。けっこう高いんだよね、これ。





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