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Connecting AEM A/F meter to MoTeC

NEKOのA/F計を愛用していたのですが、表示部の収まりが悪いのでAEMに交換することにしました。


bugで愛用しているのと同じです。二個買ってありました。
元々はバキューム計が埋まっていた場所をあてがいました。


AEMから出ている線のうち、白いのがアナログ出力です。
出力にはいくつかのモードが用意されております。
MoTeCの場合0〜1Vの入力が必要なので、P3モードを選択すれば良いことになります。


裏面に小さな穴が開いており、中にマイナスのネジがあります。
メーターの表示を見ながらネジを回しP3を選択。


MoTeCの4つある入力端子のうち、2〜4のどれかにAEMの白線を接続すれば配線作業は完了。
配線を繋いだ入力端子を「インプット・アウトプットファンクション」画面でラムダセンサーに割り当てて・・・。


センサーセットアップ>センサーキャリブレーションテーブルズ>ラムダセンサーを開きます。


これはNEKO用の数値です。
どうやってこの数値を導き出したのか、すっかり失念してしまいました。


F1キーを押してHELPを出しました。
各セルは「ラムダ値×100」、そこに「センサー出力v÷5×1024」をそれぞれ入力すれば良い筈なのですが、これだとMoTeCに表示される値が異常です。

困ってしまってググりまくってたら、www_motec_comのフォーラムの中での議論で該当するのがありました。
ページがなくなると困るのでコピペしておきます。
The M4 has reasonable resolution on its lambda input channel so you should be fine with the AEM set to P3 mode. However, you will need to use the custom lambda calibration table in the Motec which gets a little more involved. Also to make things trickier, I think the help file (F1) in the Motec lambda calibration page has a mistake ? the help note suggests it is a 5v input with a 10bit resolution whereas I’m very sure it is only a 1v or 1.2V input (still with the full 10bit resolution).
To give you some understanding of how it works:
Your analog lambda signal is connected to the Motec Lambda input ? inside the Motec this input is a 10bit analog to digital converter. The ADC converts the analog voltage into a digital “number” for communication to the Main processor. 10bit resolution means the ADC can output a digital number from 0 to 1024. So (assuming it is actually a 1v input), when you input a voltage of 0v, the ADC will communicate a digital value of 0 and if you input a 1v signal the ADC will communicate a digital value of 1024.
When working with the M4 Lambda cal table you have to work in these digital values rather than actual volts.

According to the AEM data sheet your gauge will output 0.013v @ 0.7Lambda and 0.413v @ 1.25Lambda, so we first need to convert these voltages into digital values: 0.013v x 1024 = 13
0.413v x 1024 = 423

Set your Lambda mode to -1(user defined) in the Motec sensor setup page, then go to the Lambda cal table and in the “70” cell (for 0.7Lambda) you enter your digital value of 13 (put 13 in all cells below 70 also). In the “125” cell (for 1.25Lambda) enter your digital value of 423 (enter 423 in all cells above 125 also). Once you have those 2 values entered you can hit F9 to bring up the function menu and use the “horizontal interpolate” to fill in the other cells.

英語読めてよかったよ・・・。
何とMoTeCのHELPが間違ってるそうな(笑)。正しくは「センサー出力v×1024」。5で割る必要は無いのでした。

# いったい過去に僕はどうやってNEKOのキャリブレーションを成功させたのでしょ。

コレで今度こそOKのはずだったのですが。
まだMoTeCの表示がおかしい。AEMのメーター表示をリーンに振り切れさせた状態で、MoTeCの画面ではラムダ値の表示が一定の周期で変わり続けています。
もしかしてとAEMのアナログ出力を測定してみると・・・本来の値より高い0.7vが出力されています。
あちゃーとbugにつけていた方のAEMをチェックしてみるも状況は全く一緒。この製品単体のエラーではなくこのロット全体のエラー、もしくはこの製品全体のエラーのようです。


AEMの出力モードでP0を選択し0〜5Vを出力させるようにして、テスターで実際のボルト数を確認。
リーンに振り切れた状態で4.49V、このモードだと正常に出力されている様子です。


抵抗を二つ使って1/10に分圧し、MoTeCに入力します。
リーン振り切り状態でのアンペア数を確認したところ0.035Aでした。0.035A×4.49V=0.15715W、仮に0.050A×5Vでも0.250Wですので1/4Wの抵抗で大丈夫ですね。


分圧後の出力を見てみると0.45Vとちょうど1/10になってます。


入力は上記の英語の通り。
センサーセットアップページにおいてラムダモードを-1(user defined) に設定。ラムダキャリブレートテーブルに行って70のセル(0.7ラムダを意味してます)に13を入力、125のセル(同様に1.25ラムダの意味)に423を入力。これら二つのセルには*をつけて固定しておき、F9を押して“horizontal interpolate”を選択。これで直線グラフが描かれて作業完了です。
やっと正常にMoTeCがA/Fを認識できるようになりました。
えらい苦労した(このページ作るのもえらい面倒だった)。この記事が誰かの役に立ちますように。

# 2013.11.31追記





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