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MoTeC Monitor 2

まずはブレッドボードに刺して動作を確認します。


無事に動いた〜〜!の図。
ここまで来るのにかなり手間取ってます(^^;;;
間違った点。
室内で作業するために5V電源とGNDを別に用意してたのですが、MoTeCと接続する際に信号線のみ入力して、電源とGNDそのままにしていたために信号を受けられず。


MoTeCとPCの接続には専用の変換ケーブルがあるのを完全に忘れていました。このケーブルを取り除いて直接モーモニとMoTeCを繋がなくちゃいけません。
さらにはMoTeCのテレメトリの設定を間違えていました→19201 data set 0です。


久しぶりにMoTeC本体をほじくり出したのでついでにシリアルナンバーを確認。1217です。

ちなみにPIC書き込みは、ソフトを理解するまで結構大変でした。MPLAB IDEを使っています。あっちこっちのサイトを見て情報を繋ぎ合わせて何とか出来ました。


んでもって後は実装すればいいだけ、楽勝!と思ったのですけど。
あたくし、こんなに半田付けへたくそでしたっけ?(笑)
何とか形にはなりかけたのですけど、最後に間違い発見してしまい、さらにPIC刺したら「ぱき」と音がして基盤から端子が剥がれましたorz。基盤から浮いていても導通しますけど気持ち悪いですし。心が折れちゃいました。


ちっちゃなブレッドボードを使って、このまま車に取り付けちゃうことにしました。


液晶とPICも取り付け。電源投入してみます。


問題なく表示出たのでブレッドボード同士を貼り合わせて最終形態に。


電源投入時にSWを押しているとコントラストと、表示周期を変更できます。


LEDはMoTeCからの信号を受信すると点滅します。
車に取り付けちゃうと見られなくなりますが、一度確認すればもう必要ないっちゃ必要ないのでこれでよし。


無事にMoTeCからの信号も受けられていることを確認したので、車に取り付けちゃいます。
こういう作業は得意(^^)。
IDINのボックスに入れることにしました。
このボックス、上手い具合にしなっていて真ん中の天地が狭くなっています。
ちょうどフェイスプレートを上下から挟み込んでくれる格好です。
しかも左右に出っ張りがあってそれ以上奥には押し込まれないという。理想的。


ブレッドボードと液晶をホットメルトで固定。


フェイスプレートと液晶はM3のボルトで固定。液晶の端子がフェイス裏面に触れないよう、ワッシャーを3枚挟んでスペーサーにします。


フェイスはなんちゃってシボ塗装します。
缶スプレーなんですけど。殿に軽井沢MTGで教えてもらったマル秘技です。


RS232Cの端子も廃品利用で上手いことでっちあげられました。たしかISDNモデムの配線です(笑)。


フェイスプレートをボックスにはめ込み。
はまってるだけなので、薄い鉄板入れてほじると簡単に外せます。
今後PICの書き換えも考えているのでその辺も重要。


完璧です。
なんてカッコいいんだろう。
かむるちさんにはどんなに感謝しても足りません。


寒いので液晶の反応がちょっと鈍いですね。


2021.07.22 追記

ブレッドボードなので長く使っていたら接触が悪くなり、時々表示が出なくなりました。2-26を吹いて接点復活を試みたのですが、液晶に2-26が染みてしまったらしく、壊れました。あほすぎ。


同型のLCD(1602ZFA)を買ってそのまま差し替えればOKなのですが、せっかくなので有機ELで視認性を改善してみることにしました。
16×2行で、ピンアサインが現状と同じものを探しました。
現在の1602ZFAがHD44780系という定番LCDで、ピンアサインは、
1 VSS (GND)
2 VDD (+ve)
3 VE (contrast voltage)
4 register select
5 read/write
6 enable
7 Data 0
8 Data 1
9 Data 2
10 Data 3
11 Data 4
12 Data 5
13 Data 6
14 Data 7
15 backlight anode(+ve)
16 backlight cathode(GND)
となっています。気を付けないといけないのはHD44780系でも(1)GNDと(2)+5vが逆転している製品があること。WEH001602ABPP5Nという型式のを送料込み1,300円で購入。バックライトと調光が無くなるので3、15、16ピンは使用されなくなります。
届いてみたら四隅の固定穴が小さく、拡大する必要がありました。ドリルを使うと恐らくパッキリ割れると思われましたのでニードルファイルで気長にぐりぐり。


右側に突き出していたバックライト用の端子が無くなったため、パネルに隙間が出来ました。まあよかろ。


MoTeCと接続。ちょっと感動するほど綺麗で、日中の強い日差しのもとでもとっても見やすいです。動作温度範囲が-40℃〜80℃と広いことから、低温でも表示遅れが少ないと思われますし、今作るなら有機ELが良いですね(2013年当時はあまり普及していませんでした)。





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