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クランク曲がり測定とメインメタルの観察



両端のメタルのみ装着してクランクの曲がりを測定。こんな短いくせに測定結果は0.015でした。ジャーナルの真円度の低さも測定結果に影響していると思います。
振れは測定結果÷2なので0.0075、あんまり優秀じゃないですけどまあ使えないことは無いですね。


メインメタルは全てノックピンで位置決めされます。


本来はこのようにフライホイールから2番目のメタルのみが2分割で、他は円形。3番目のメタルはギアを熱嵌める前に入れます。
しかしこのエンジンはギアを外さなくてもメタルを交換できるように、3番目も2分割タイプが使われていました。ラッキーだったかも。


これが前回の記事で書いた、1箇所だけメタルクリアランスを測定できなかった理由。
ノックピンの位置が合ってないのに気づかずにケースを締め込んでしまったのでしたorz。メタルが変形しちゃった。


んで、新品を注文したのです。
Silverlineってブラジルの会社の製品。メインジャーナルのメタルクリアランスも広めだったので、本当はちょっと厚いメタルが欲しいのですが、0.01オーダーでのオーバーサイズは存在しません。本気でクリアランスを詰めるなら+0.25オーバーサイズのメタルを購入し、ジャーナル側をアンダーに削るようになります。そこまでしたくないので目をつぶることに。すでに回った跡を見ても問題無さそうですしね。
内心、製品誤差でちょっと厚いの来ないかなーと思っていたのですけど、全く同じ厚みのが来ちゃいました(^^;;


クランクプーリー側のメタルには小さな穴があり、溝が掘られています。


メタルの穴はクランクケース側の油穴と直結してます。


メタル裏に切り欠きがあり、溝はここに繋がっています。
油圧落ちちゃうじゃん。なんじゃこりゃ、としばらく考えていたのですが。
溝が無いとクランクプーリー側にオイルが出てきちゃうからなんですね。溝でオイルを回収して、それより先に行かないようにしている訳です。


フライホイール側はゴムリングのシールが付くため、メタルに溝はありません。


オイル供給穴があります。


しかしこの穴はクランクケースのオイル穴と直結ではなく、メタル裏の溝を介すようになっています。
何故なんでしょう。
それにメインメタルの表側には溝がありませんので、子メタルへのオイル供給量が厳しくなるように思います。メタル裏の溝を廃して、クランクの油穴とメタルの油穴を一致させ、メタル表側に溝を掘るべきなのでは?と思うんですけど。





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