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各重量・ボア径測定

ピストン・ピストンピン重量をまず測ってみました。
いつものように中華の安物デジタル秤なので絶対値は信用できませんが差は見ることが出来ます。


orz=3
4番測ってがっかり。まさかの最大4.6g差です。
このピストンピン、どうやら軽量タイプですね。


中を覗いてみるとテーパーに削られています。
これで重量を削ってるんですね。ただ、加工精度がイマイチで、縁の厚みがバラついてます。外側も面が取られているのですが、こっちの加工もイマイチ。


この外側の面取り加工、結構重要な意味があるみたいで、丸断面のサークリップと一緒に使うことで、ピンが押し出される力が加わった際に、その力がサークリップをピストンピンホールの溝に強く押し付けるように働くんだそうです。


ほんとにその効果が期待できるかどうかは、このクリップがどれだけ溝に潜り込むのか、によりますね。
後で確認してみようっと。


無駄と知りつつも一応ピンボスを削ってみますが、これで0.5g軽くなっただけ。強度に影響ないようにあと1円玉4枚分も落とさなきゃいけないなんて。不可能です。
数セット買って良いところ取りしなきゃダメってのは重量に関しては本当でしたね。


でもそんなときゃコンロッドとの組み合わせで何とかすりゃ良いんです。


ロッドとキャップそれぞれ測ってみたら。思ったよりビシッと揃ってるじゃないですか。
1gしか違わない・・・。こりゃどうしようも無いですな。重量合わせは諦めてこのまま組みます。


気を取り直してボア径の測定。90.43mmで設計されていて、実測で90.43が3個、90.41が1個。
まあまあ優秀ですね。
ピストントップは挽き目を削り落とした後、一応さらっと磨いてあります。


シリンダー側も測定、他よりボアが小さかったピストンの相方のシリンダーが1.5/100小さくてピッタリ。これ、前に組んだ人が同じ測定して組み合わせたのかも。クリアランスも分かりますが、やってるうちに訳分からなくなったので数値はナイショ(笑)。


ノギスで挟んで観察すると、樽型なのが良く分かりますね。リングの下側に隙間開きます。なるほど以前にノギスでピストンの頭径を測定した際に小さく出たわけです。


ここに溜まってたロードスターのヘッド類を物置にしまいこみ、スペース作りました。
あと何やらなきゃいけないんだっけ?どうもBPエンジンとは勝手が違って不安です(^^;;





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