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Weber_48_IDA

中古で買った2110には元々48IDAが付いていました。


スペインとイタリー、どっちかなあと思っていたのですが。
届いてみたらイタリーでした。中古でも1基15万位の価値があります。新品のスペイン製より高いという。


ポルシェファンが20万近くで売れたので、実のところエンジン本体はほぼタダって計算。まあ、エンジンが使えないって可能性もあったのでちょっとした賭けではあったのですけどね。


IDFとはマニが異なり、専用品となります。その理由はバレル間が広いから。
その分、ガソリンの溜まってるフロート室がでかいんですよね。


これはIDF用のマニ、右が48IDF用です。


インマニはSCAT製で、結構背が高いのでフードが閉まるかどうか...少し心配です。


バラして行きます。44IDFの分解記事と合わせて見ていただくと面白いかと。
まずはキャブの上側のメッシュを外します。メイン系とスロー系それぞれのジェットが収まってます。
メッシュを留めるスタッドが一本抜け落ちてますな。直さないと。


最近買ったラチェット、こういう作業にはピッタリ。全てのナットが緩み止めのナイロン付きだったので指では回せず、重宝しました。


んでパカッとフロート室を開けます。


こちらIDF。IDAのフロート室はやっぱりデカい。


アウターベンチュリーは40が付いていました。


フロート室の蓋にはもちろんニードルバルブがあります。


サイズは200、エアを吹き込んでみましたがちゃんと仕事してるっぽい。


フロート。樹脂の44IDFと違って真鍮製です。穴が開かない限りはいつも同じ重さってところがメリット。樹脂だと少しづつガソリンを吸って重くなるんだそうな。
水に沈めてみましたが穴は開いてなさそうです。
なんの意味なのか、25.5という記載がありました。


このアームが加速ポンプを動かしています。


フロート室の底にあるジェットが加速ポンプ用、しかしサイズが書いてなく、もしかしてワンサイズ?


メイン系ジェット類。メインエアが200、メインが170が入っていました。
アウターベンチュリーを36→32φに変更した結果、
O/V36φ:MJ145、AJ210
O/V32φ:MJ125、AJ200
でした。排気量がデカいせいもありますが、やはり40のO/V用のメインはデカいですね。


メイン系のジェットは44IDFと共通です。


スロー系は互換性無し。
ホルダーに120、ジェットに60F10って書いてあるのが3本、ただ60と書いてあるのが1本。


これ以来、本的にジェットってもんを信用してないので穴の大きさは自分でチェックします。
どうも一つ、穴が小さく見えるのがいる...同じ60F10なのですが書体が違うやつ。全体的な形が少し異なるせいによる錯覚だろうか...
60って書いてあるのは他の2つと同じ大きさに見えます。
まあこのまま使ってみてからですね。番手そのものを変えなきゃいけないかも知れませんし。


それとこのファンネル、錆びてるのが悲しい。48IDAはエアクリーナーが付けれられないケースが多くファンネルが剥き出しになるので余計に。






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