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オイルポンプ&オイルリリーフ穴加工

8mmあれば多分そのままでも大丈夫、きっと油圧が上がりすぎる事はないだろうと思ったリリーフバルブからの吐出し穴。


やっぱりちゃんとやろう、と思い返して、1/4NPTのタップをメリーさんにお借りしました。


まず盲栓を引っこ抜く必要があります。
ドリルで下穴を開けまして・・・。


コマとタッピングスクリューを使って引き抜きます。


簡単に引き抜けました。


プラグの太さは8mm。ところが・・・。


吐出し穴の太さは5mm!
ステップ加工されていました。
このまま使っていたら間違いなくTheSamba_com View topic - Dual relief oiling system_ How it worksで紹介されているオイルークーラーのバイパス現象が起きていたところでした。あぶねえ。
やっぱりちゃんとやらないとですね(^^;;;


10mmのドリルを通します。


さらに直径11.5mmのリューターの刃である程度まで掘りました。
ドリル刃を使って奥まで11.5mmで突き抜けてしまうと、テーパーが利かずプラグに十分なトルクを掛けられなくなる恐れがあります。


ネジ山を切って26mmオイルポンプから外してきたプラグを移植。
最強強度のネジロックを塗りました。シーラントと迷ったんですが・・・どっちが正解なんだろう。


奥から照らされている穴が吐き出し穴、リフターのプッシュロッド側に位置します。この大きさなら十分なはず。



オイルポンプの方もちょっと加工が必要です。
30mmポンプ、と言われますがこのポンプの歯は32mm。
でけぇ。


30mmポンプのフィルターへのアウトレット・インレットの位置と、GENE_BERGのカバーの穴の位置関係を確認します。


もしカバーの穴がポンプのアウトレット・インレットに跨ってしまうとオイルの一部がフィルターに回らずそのままケースに向かってしまいます。その場合はケースもしくはポンプのアウトレットにプラグを入れないといけません。


確認したところギリギリでOK。


この30mmポンプは歯の軸がカバー側に少し飛び出していました。GENE_BERGのカバーの裏面はフラットなので、軸を短く詰める必要があります。


こっちの歯の軸は、歯に固定されていました。歯自体に傷つけないようにグラインダーで慎重に削りました・・・が少しやっちまった。
もう一本は歯と分離できたので万力に挟んでちょん切りました。


ほんの少しだけ長めに残しておいてサンドペーパーでケースごと擦ってやりました。


これでカバーへの干渉はありません。


水道で切り子を洗い流したケースに合わせてみました。
うーん、カッコイイな・・・。





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