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デッキハイト測定

デッキハイトを測定します。


まずは測定器具を作るところから。
買うと6,200 円もしやがるんで自作するのです。
材料はフロントビームを補強した残りのフラットバー。ボール盤で穴を開けていき、それらしい形にでっち上げます。


デコボコはリューターで均します。
材料のサイズの関係上仕方なく2分割になったのですけど、直線を切らなくていいというメリットがついてきました。


万力に挟んでアーク溶接。開先を入れなかったのですけど・・・。


ある程度溶け込んでくれました。面も出てます。


ショートブロックを仮組みして、ピストンとシリンダーを組み込みます。


ダイヤルゲージで上死点を出します。


プーリーは密かに隠し持っていたGENE_BERGのスチールを使います。重たいタイプですね。
ディグリーリングのTDCマークはピタリとケースの割れ目に一致しました。


どうも横向きってのはやりにくいな・・・で、立ててみたり。


んで、薄めのシックネスゲージを何枚も重ねて突っ込みます。


はい、出ました。デッキハイト=1.12mmです。
という事は・・・圧縮比9.5:1です。うん、いい辺りだ!

気筒間のデッキハイト差の確認は、ショートブロックを本組みしてからにします。


# 2015.10.18 追記


全気筒測定しました。
最初はシックネスゲージを使ってたんですが、反らせて使わないといけない分、摺動抵抗が大きく感じられてしまうためどうも出てきた数値が信用できない。ノギスを使いました。
その結果、やはりシックネスゲージの値より大きめの数値が出ました。多分こっちのが正しい。


デッキハイト 圧縮比
#1 1.57 9.1
#2 1.63 9.1
#3 1.30 9.3
#4 1.63 9.1
#3だけ0.3mmデッキハイトが短く、圧縮が0.2高くなってしまいました。なんでこういう事が起きうるんですかね…シリンダーのハマり込み具合は同じに見えるんですけどね。
でも気にせずこのまま行く事にします。





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