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スタンドシム厚検討・プッシュロッド長測定

# 2015.12追記;以下、画像による検討部分は不正確で読むに値しません。

まず以前の測定結果から。


スタンドシム厚=0.38mm。
ゼロリフト=76°
フルリフト=96.5°

続いて手持ちのロッカーアームスタンドシムを全て挟んでみました。厚み=2.66mmです。バルブクリアランスはゼロにセット。スイブルアジャスターの突き出しもゼロです。


ゼロリフト=83°
フルリフト=102°

シム厚を2.28mm足すことでゼロリフトが7°フルリフトが5.5°変化し、ぐっと理想に近づいてちょっと行き過ぎちゃった格好。
同時にゼロリフトからフルリフトへの角度の変化量が1.5°小さくなってます、ハーフストローク時点で90°になるようにセッティング出来れば変化量が最小となるはずなので、この結果は理屈通り・・・と言いたいところなのですけど、多分これはメジャーリングツールが僅かにしのったせい。このデータは古いバージョンのツールで測定したものなので。

計算上ですが、一番薄い0.38mmのシムを抜く(=2.28mm)と、
7°÷2.28mm×0.38mm=1.16°戻る事になり、
ゼロリフト=82.8°
フルリフト=100.8°

0.76mmのシムを抜くと(=1.90mm)
7°÷2.28mm×0.76mm=2.33°戻ることになり、
ゼロリフト=80.6°
フルリフト=99.6°
お、これが良さそうです(^^)。



ちなみにロッカーアームジオメトリ検討の際に画像上でロッカー軸を持ち上げて遊んでみた(上)のと、実際にやってみたの(下)を比べてみると、ほぼシミュレーション通りになったのが分かります。

# ここまで読む価値なし。


これが今回仕入れたプッシュロッド。
Aluminum Super Duty Push Rods - Blank Endでして、お値段$99.95でそんなに高く無いんですけど国内取り扱い無し。送料節約のためアメリカに行ったついでに向こうで受け取りました。


自作メジャーリングツールの使い方。
ここを測定します。いちいちロッカーアームアッシーを取り外さずに全箇所を測定出来ます。


うまい具合にエンジンとノギスの干渉を避けられるようになってます。
剛性も十分なのでデュアルスプリングのままでバルブをストロークさせても曲がりません。





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