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-週末の楽しみ〜bug SIDE〜3
-週末の楽しみ600ロッカージオメトリ再測定理屈がスッキリと理解できたところで、もう一度測定をやり直してみます。まずはボールの中心がどこに位置しているのかを知る必要があります。 ハーフリフト時点で、ボール中心とシャフト軸を結ぶ線がほぼリフターと平行になるようなシム厚を探します。 さておおよそのシム厚を出したところで(目視なのでどうしても甘くなります)、各リフト時点でのバルブ頭とアジャスターの位置関係を確認します。 # 各写真をクリックすると拡大します。 これがゼロリフト時点。 ハーフリフト時点。 フルリフト時点。 並べてみます。 ゼロリフトとフルリフト時点でバルブとアジャスターの位置関係が全く同じである事が分かります。ハーフリフトを境にシンメトリーにバルブ頭上をアジャスターが滑ります。 で、一体シム厚は何mmになったのかというと・・・。 何と0mm、シム不要でした。 バルブシートカットによってバルブが1.5mm前後突き出したのにも関わらず、です。つまり元のジオメトリはおかしかったということ。ロッカーシャフトの台の底を削ってなきゃいけなかったんですな。 TOPへ |