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ロッカージオメトリ再測定

理屈がスッキリと理解できたところで、もう一度測定をやり直してみます。


まずはボールの中心がどこに位置しているのかを知る必要があります。


ハーフリフト時点で、ボール中心とシャフト軸を結ぶ線がほぼリフターと平行になるようなシム厚を探します。

さておおよそのシム厚を出したところで(目視なのでどうしても甘くなります)、各リフト時点でのバルブ頭とアジャスターの位置関係を確認します。
# 各写真をクリックすると拡大します。


これがゼロリフト時点。


ハーフリフト時点。


フルリフト時点。


並べてみます。
ゼロリフトとフルリフト時点でバルブとアジャスターの位置関係が全く同じである事が分かります。ハーフリフトを境にシンメトリーにバルブ頭上をアジャスターが滑ります。

で、一体シム厚は何mmになったのかというと・・・。
何と0mm、シム不要でした。
バルブシートカットによってバルブが1.5mm前後突き出したのにも関わらず、です。つまり元のジオメトリはおかしかったということ。ロッカーシャフトの台の底を削ってなきゃいけなかったんですな。





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