ガソリンタンク修理 4

ガソリンタンクのレストア、最終編です。

エアコンプレッサーのタンク、水抜き穴が僅かに横に向いてついているのが災いして水が抜けきらない状態だったらしく、最底部にサビにより穴が空いてしまいました。とりあえず何とかしてコイツを使いたいので、ドリルで穴を少し広げつつ整形し、タップを切り、シリコンシーラントを塗ったボルトをねじ込んで1週間放置。エアが漏れることもなく、無事に使用できるようになりました。
しかしいずれはちゃんと考えないといけませんな。

各部をマスキング。

プラサフをパラ吹きして脱脂が完全かどうかを確認。

問題なし、裏面を一気に塗りあげました。

表側も同様。
しかし、前回ガンを使用したあとの洗いが不完全だったのか、ニードルの戻りがちょっと悪くて塗料がポタっと数度たれてしまいました。気づいてすぐにガンをバラせば良かったんですけど、横着してしまいました。

肌も柚子。まあ、いっか。タンクだし。

プラサフにざっと#600のサンドペーパーを当てた後、黒を吹きます。PG80を使用してます。

ガソリンが溢れたりする場所ですので、数度掛けて厚めに吹きました。

内部のコーティングも完璧に乾いています。

錆取り剤、コーティング剤、FRP、塗料類、全て新たに揃えると合わせて1万ちょっと掛かるでしょう。+労力を考えると、仕事として引き受けたらWOLFSBURG WESTのリプロが買える金額(25,000 円)を軽く超えちゃうでしょうね。
素人作業だから出来る事なんですけど、リプロタンクの内部は無処置でいずれ錆びてくる事を考えると、質的にはこっちのが良いです。ちゃんと安心して使える当時もの純正のガソリンタンクです。リプロのデザインは65のRHDにはマッチしてませんしね。
何よりも楽しかったですし(^-^)。

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