TOP -週末の楽しみ〜bug SIDE〜3 -週末の楽しみ641

WEBER_48_IDA セッティング

さて、やっとまともに走るようになりましたので、セッティングを開始したいと思います。
でも結論から言いますと、1時間程で終わってしまいました(笑)。すげーあっさり。


カーショーも終わったのでステアリングをSwichbladeに戻しました。スポークが垂れているデザインなので、この位置にA/F計をつけてもちゃんと視認できますな。

最初のセット
メイン:170 エア:165 スロー:60 アジャストスクリュー:2.5回転戻し 点火時期:35度に固定
走らせてみたところ、メインジェット領域でリッチ側にメーター振り切り。アイドリングも濃くて11位。低回転のA/Fはいい感じ。メインとスローのつながりで僅かに息つきして薄い側に触れるのは記述のとおり。

トライ 1
メイン:170 エア:165→200 スロー:60 アジャストスクリュー:1+3/4回転戻し 点火時期:35度に固定
A/F計を見ながらアジャストスクリューを絞っていき、これで14程度になりました。
メインはそのまま、エアを息つき対策で絞ってみていたのを元々入っていた200に戻してみました。
これで走らせるとアイドリング〜低回転はほぼセットが出ました。息つきの感じは悪化するでもなく変わりなし。高回転は相変わらずメーター振り切りリッチです。

トライ 2
メイン:170→150 エア:200 スロー:60 アジャストスクリュー:1+3/4回転戻し 点火時期:35度に固定
メインを思い切って絞りました。これでA/Fが12程度になりました。安全見てこんなもんでイイんじゃないかなと。なにしろ数字がこれだけ変わっても加速性能自体はあんまり変わらないのです(笑)。やっぱり低圧縮のエンジンって楽チン。
相変わらず息つきが僅かにあります。2500〜3000でスロットルを3/4開けた時に出て、その時にA/Fは15〜16が一瞬見える感じ。100%踏めば加速ポンプが効いてA/Fが正常化し、息つきは起きません。これを消すならエマルジョンチューブを濃い側に変更する(F11→F4かF2)とか、プログレッションホールを2→3個にすると良いような気もしますが、10分も乗ってたらすっかり慣れてしまって全く気にならなくなっちゃったのでこのままでイイかなと。キャブ乗りあるある。

ところで奥さん。エマルジョンチューブの中で、ガソリンと空気がどういう具合に混ざっているかご存知でした?
僕は知りませんでした、これ読んでとっても納得。キャブ内のガソリンとエアの混合って、エマルジョンチューブの中じゃなくて、外側でされてるんですね。何で今まで気づかなかったのか…。 やっとエマルジョンチューブのエア穴のサイズと位置の違いが意味する事が理解できました。
このページ、先日もリンク貼りましたが、フロートセッティングやエマルジョンチューブのF値の意味、プログレッションホールについて、などなど基本がびっしり丁寧に解説されています。英語のお勉強兼ねて是非読んでみてほしい内容です。



以上でセッティングは終了・・・写真が無くてページが淋しいので最近替えたタイヤでも。
ピレリP6です、サイズは195/60-15で今までの65扁平より直径で2センチ程小さくなりました。


でっかいレターがカッコイイのです。
ハイトが薄すぎるかなーとも思っていたのですが、これはこれでアリですね。スポーティなポルシェアロイとは似合ってる感じ。カーショーの時の写真はすでにP6履いている状態です。
一方でEMPIの方はちょっと野暮ったい65扁平の方がしっくりくる感じですのでそのままで行くようですかね。

ところで乗った感想ですが。上は7000シフト位でしょうか。低いギヤならもっと上まで吹けますがパワーが伸びていく感じがするのは7000手前程度まで。最初の試走時には8000まで一気に吹けた気がしたのですけど、気のせいだったか、もうちょっと絞ってA/F=12.5とすべきなのか、もしくは何か気づいてない事があるのか。まあ、現状でもそれなりに速いですが同スペックのエンジンの中でぶっちぎりって感じじゃないですね。
ちょっと驚いたのが低回転のトルクとフレキシビリティー。1500回転/4速ギアで全く文句言わずにスムーズに走ります。おかげで街乗りでエンジンがとっても静かちゃん。そこからスっと踏むと震える事なくスムーズに加速。どの回転数からでも、踏めばガロガロガロと48φの吸気音が盛大に響いてトルクが湧いてきます。こりゃ街乗りがめちゃくちゃ楽しい。





TOPへ  
 
inserted by FC2 system