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1641 リビルド;分解編

以前に書いたようにLowLifeMeetingに行きたいのです。それを目指してエアサス組んだのです。今年で最後だと聞いてしまってはどうしても行かない訳にはいかないのです。


せっかく組んだ2110ですけど。組んだ直後に参加したPlugInの後に車検切って、それ以来動かしていないので奈良まで行くには不安なのです。信頼できる1641に積み直して向かうほうが現実的と判断して久しぶりに引っ張り出してきました。
2110は乗っていて恐ろしく楽しいのでものすごーく迷ったのですけど、初期トラブルが出し切れておらず、長い旅でのトラブルは出来るだけ避けたいため泣く泣く積み替える決断をしました。


1641を移動してみたらオイルが漏れた跡がありました。そのままでも問題ない程度でしたけど、時間ありますし、これは一度バラして組み直したいところ。
ちなみにオイル漏れの掃除にはおがくずがおすすめです。吸い取らせてほうきで片付ければOK。


専用工具を使ってグランドナットを取り外し。


4ピンだからか、2110の8ピンと違って素直にフライホイールが外れてきてくれます。タイヤレバーで優しく均等に少しずつこじってやればOK。


フラホ外してみると汚れが。指で擦ってみると僅かにオイルを含んでます。


オイルシールがちょっと劣化したかな?


フラホのオーリングもこの機会にもちろん交換ですね。


タペットカバーを外してみます、特に異常なし。綺麗なもんです。


燃焼室は特に綺麗でも汚くもありません。1641はめちゃくちゃ濃いA/Fで回した過去があるので(O/V絞ったあとにジェット変えずに走ってた)想定内です。


ピストン側は綺麗ですね。


シリンダーを外してクロスハッチを確認。うん、状態はとても良いですね。


どういう訳だかスタッドボルトが一本だけ、根元で曲がってました。これは要修正。


ピストンリング付近についてるのはシールの欠片。リングもランドも正常に見えますが後でゆっくり精査します。


相変わらずせせこましいスペースで作業しております。アメリカ人のハニーの実家や親戚の車好きのガレージを見ると圧倒されちゃいますけど、ここ日本だし。十分幸せ。


組立シリンダーだからなのか、マーレーのピストン形状が良いからなのか、ピストンのスラップサイドの当たりが綺麗。ロードスターのBPだとなかなかこうはいかない。


今日の外気温は暖かくて最高で0.5度、ガレージ内は8〜10度でした。


ヘッドをばらそうとして思い出したのが。


バルブスプリングコンプレッサーがやれてて、真っ直ぐにスプリングを縮めらないのでした。
グラグラしているところを一つ一つガタ詰めしてやります。最初に棒状の部分の根元を溶接で固定。


関節部分が減っていたので頭を削り落として。


リベットを打ち抜いて。


カラー付きボルトの径に合わせて正確に穴を開け直して固定。


アジャスターのボルトが刺さるΩ型の輪も広がってるので縮めてやることに。


縮めただけだとまた広がるので溶接で円になるようにつなげてやりました。



また普通に使えるようになりました。でも時間あるときにまるきり新規に作り直そうっと。
こいつのデザインがそもそも気に入らない。関節は片側だけで十分です。


バルブの当たりを観察。悪くないです、カットした当初より広がってますけどベタ当たりじゃない。ちゃんと狙った感じに馴染んでくれています。
清掃してから改めて詳細に検証します。


今まで1641のショートブロックは買ったまま手付かずでしたので今回のバラシはけっこう楽しみ。
取り外したコンロッドはパッと見た目は異常なし、これも精査します。



今日はここまで。
一番のお楽しみのクランクケース割りは後日に。





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