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ディティール

今回のリモデルの目的は大きくは収納の問題解決とキッチン家電のアップデート、そして見た目。


キッチンの隅に、灯油の給湯ボイラーがあります。
僕的はメカメカしい見た目が嫌ではなく、そのままでも良かったのですがハニーが「eyesoreだ」と嫌がるので自作でカバーを付けてありました。


中に熱がこもるのも嫌なので一部スリットにして、上部も開放してあります。ちょっとした収納としても使えて作ってみると結構便利だったりしました。

今回、こいつはキャビネットの一部として取り込んじゃう事にしました。



ボイラー自体の向きを90度変えて横向きに設置。床から生えている給水弁と干渉したので下に台を作って載せてやりクリア、給水弁へのアクセスも問題ありません。屋外にある灯油タンクとの高さ関係が変わるのですが、ボイラーの内蔵ポンプの能力の範囲内だったようで問題なく吸い上げてくれました。


手前の壁面の穴はキャビネットからボイラーカバーへのアクセスホール。横向きになったボイラー前面へアプローチしやすくするためです。


ドアを3枚取り付け。中に出来たスペースも無駄にせずに棚を設置しました。


中には2口コンセントが二つ、上のは棚に置いたシェーバー他用。見づらいけど下にもう一つあってこちらはスイッチで入り切り出来るようになっており、カウンターのライティング用の電源です。


ボイラーカバーの上部は天井で塞がれました(排熱用に隙間あり)。前面はドアだけでは上まで塞げなかったので、僕が自作したルーバーが廃熱兼フィラーとして再利用されました。


ライティングは最近の定番、テープLEDです。最も明るい5050テープ60LED/mの電球色を5m、LED通販 エルパラで7,980円で購入しました。もっと安いのも見つかりますけど、LEDはみんな中国製なので少しでも信頼できそうなお店で。
直視できない位明るいです。照明はこれだけでほぼOKです。


(画像加工で暗くしてます)貼る際、木材に直接だと両面テープの強度に少し不安があったので、アルミテープを先に貼りこんでからにしました。これは大正解で、不安なくぴったりと付いてくれました。アルミなので熱を逃がすのにも少し貢献してくれるはず。最初アルミの平板を付けようと思ったのですがずっと安価かつ簡単に対応出来ました。


(画像加工で暗くしてます)コーナー部分は半田で配線を繋いで対応。


この写真で光が漏れているのは、長さ調整の都合上、LEDがボイラーカバーの中に1つ飛び出したため。これはこれで便利だったりします。光の左側の小さな棚に置いてあるのがLEDの変圧アダプター。


ケヤキの無垢材一枚もの。
ヤフオクで12,500円と格安で落札、年配の大工さんがなかなか見る機会が無いって唸ってました。
無色のオイルで仕上げてあります。


当初はワトコオイルのエボニーで御影石と色を近づけようと考えていたのですけど、切れ端に試しに塗ってみるとどうもイメージと違いました。あんまり黒くならないんですよね。


キャビネットのコーナー部分はどうしても使いにくい部分です。上部の棚は入隅を中心に観音開きにしてもらいました。150度ヒンジが間に合わず仮の開度=90度のが付いているため現状だと使い物になりません(笑)。
ドアの端が面取りされているために、ギリギリまで詰めても隙間が大き目に空いてて要対策。


シンクの下の空間はハニーにとっては気持ち悪い場所らしく。そこに食器をしまう事に強い抵抗がありました。そのためここはバケツや洗剤などお掃除用品がしまわれる事に。


この場所も同様の理由で「ゴミ箱」になる予定。





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