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トラッシュドロワー

前回の更新で書いた、キッチンシンク下の引き出し。
ゴミ箱となる予定のやつです。
こいつを使えるようにしましょう。


今回のリモデルでとてもとても嬉しいのがガレージに200vが設置出来たこと。古い家なので単三が来ておらず200v化する敷居が高かったのですが、キッチンに200vを引くのを言い訳にガレージにも導入できました。
何かを同時に使うことはありえないのでコンセントは1つだけ、専用のブレーカーを持たせていちいち母屋まで行かなくてもブレーカーの入切が出来るようにしてます。溶接機にはスイッチが無いのでブレーカーがここにあるととても便利です。


プラグ側、右が今まで使ってた100v用。恐ろしいデカさです。


端子の厚みもものすごい。
ホームセンターには売ってません、パナソニック(Panasonic) キャップ 接地2P ブラック WF5630ってやつでAmazonで購入出来ました。


レッドゴー120側の配線接続部を変更。


2.0mmの溶接棒で以前に作ったbugエンジン用の測定治具を修理、100vだと母材をバーナーで炙って何とか溶け込ませられるかどうか、というところなのですがあっさり溶かしてくれました。すげえ。


200v用の溶接棒は長さが長く1本当たりの価格もとても安いです。種類もとても豊富。
それだけでも大きなメリット。


まずは底になる部分を作成します。コーナー部は曲げで処理、8mmの鉄棒がそのまま曲がるわけはないので、溶接で炙り真っ赤にしてから曲げ。以前ならバーナーで何とか頑張ったところでしょうけど溶接なら真っ赤にするのは一瞬、点で熱を入れられるので曲がり方もシャープ。
曲げはどうしても精度に欠けるので全体を2分割にして調整してます。


一発で溶接成功。
この程度の付き合せ溶接なら100vでも余裕。アークなら開先入れなくても溶け込ませられます。


サイド部分を立ち上げ。
磁石を使って固定してます。T字に付き合わせての溶接となると100vだと一気に難しくなります。Tの-部分からスタートして十分溶け込ませてから|に移りますが、移った瞬間に熱を奪われてビードが途切れてしまう事が多いです。


しかし200vなら余裕で両方をとかせます。一発で無事に固定出来ました。


左右を繋いで強度を出します。


補強兼、ゴミ袋を取り付ける部分。これは100vではほぼ不可能。バーナーで炙ってからでも僕の腕では成功確率1〜2割程度です。200vなら炙る必要なし、失敗もありません。


裏側からもしっかり溶け込ませます。


気づいたのが、スラグが少ないです。床があまり汚れません。
ミスがほとんど無いのでやり直す必要がないから、かも知れないのですけど溶接後のビードにかぶってるスラグも100vよりずっと薄いように感じます。


こんな感じでひとまず完成。
この後油性のつや消し黒で塗って今日のところはおしまい。





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