TOP -週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その弐

排気系の合法化

ほとんど走行会の行き来だけとは言え、警察にビビリながらドライブするのが嫌になってきました(^-^; 胸張って走りた〜い。とは言え、私のマシンに触媒なぞつけた日には思いっきりパワーダウンしてしまいます。車検の時にノーマル触媒+ノーマルマフラーではパワーダウンを超え『めちゃ調子悪い』(ToT) って感じるほどでした。そのまま付けるのはどうにも許せません。


純正触媒の何が気に入らないってこの入り口の細さ。なんと45φしかないんです。
これを改善するだけでも結構排気効率に違いが出そうです。私は60φのストレート管(A-RF製)と繋ぐつもりですが入り口の段差を落としてやるだけでも50φまで持っていけます。気合があれば手やすり、物に頼るならベルトサンダーで。


こちらはA-RFの60φストレート管。材質はステンレスですが溶接はTIGではないため美しくないです(笑)その分安いです。どうせ材料に過ぎないので何でも良いの。これを高速カッターでぶった切ってしまいます。


触媒の方も適当にパイプ部分を切り落とし、内径を広げます。私は電動グラインダーにつなげられるタイプのベルトサンダーを使用しました。エアが無くても使える優れものですがちょっと重たくてうるさいです。

パイプ突っ込んで現物あわせで位置決めしたらお待ちかねの溶接。当然アーク溶接です。
ステンレス用の溶棒って初めて使ったんですがこれがちょっと鉄用とは違いがあって面白いです。見ての通りビードが輝いてましてこのままでも錆びないっぽい(^o^)。また、溶接し終わった直後は鉄用と同様に溶棒の皮膜がスラグとなってビードの上にこびりついてるので、これを叩き落す、もしくはワイアーブラシで擦り落とすわけなのですが..放っておくと..勝手にパチッパチッと音を立ててスラグが飛び散っていきます。ちょっと危ないんですがきっつんみたいで面白い。

これが本体完成図。触媒本体とパイプには(できるだけハンマーで修正しましたが)どうしても隙間が大きめに開いてしまうので、半自動に比べて隙間を埋めるのが苦手なアーク溶接では結構苦労しました。溶棒をかなり寝かせて気長に盛っていきました。
あとは軽く耐熱塗装を吹いて遮熱板を戻してやれば完成。ただ、純正触媒はフランジからスタッドが立っていますが当然A-RFのストレート管にはスタッドは無いので(溶接でスタッドにすることも出来ますが..折れやすいしメリット無いでしょ)その分遮熱板に切り込みを入れてボルトを締めこめるようにしておきます。

おまけ。
エムツー販売のフォルテシモマフラーはサブタイコがついているタイプです。このため最低地上高となっているのがこのサブタイコ。

これしきのために切符切られるなんぞ真っ平ごめんなんでハンマーでブッ叩きました。


取り付け終了。実にナチュラル(笑

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