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ネコ用の吊り橋製作

以前にキャットウォークを製作しました。
これを延長していく事にしました。


こちらが本日の完成形。
「how to make indiana jones cat bridge」で検索すると参考になるのが見つかります。ちなみに吊り橋は英語でrope bridge、です。


吊り橋の材料はこれ、花壇用に売られている連結された焼杉です。
ホーマックで千円ほどで買えますし、楽天なんかでも見つかります。


元のワイヤ(タッカーで留まっている)は強度が足りないので取り外します。
焼杉板の尖っている部分を切り落とします。
焼杉板に穴を開けてワイヤで連結します。


ワイヤの端は配線用の端子をかしめて固定。


ツーバイ材を両端につけておく事で、取り付け強度が出せるようになります。
溝は先日から多用しているビスケットジョイナー用です。


吊り橋らしく見せるため、ロープは必須。ロープを通す用に焼杉板の両端に8mm位の穴を開けておきます。加工が全部終わったらガードラック等の屋外用塗料で塗装するとそれっぽく仕上がります。


元々のキャットウォークから90°向きを変えて延長。


延長した先を壁に固定。石膏壁なのでそれ用のアンカーを打ってコーススレッドを利かせています。造花の蔦は、ネコにかじられないようにコルゲートチューブで包んだ配線の見た目をよくするためのもの。


吊り橋を付けたい高さと、キャットウォークの高さのギャップを埋めるための階段。ビスケットジョイナーでの結合では強度が不安だったので裏側から細く切ったツーバイ材を接着して補強しました。


階段の先の踊り場と、吊り橋のツーバイ材をビスケットジョイナーと細いコーススレッドで結合します。ワイヤーの端を留めている端子が邪魔で、ビスケットジョイナーを半分に切る必要がありました。

踊り場の両端には焼杉の丸太をコーススレッドと接着剤で固定しておきます。ロープの端が留まるのと、踊り場の固定金具を隠す役に立ってます。


繋がるとこうなります。
6mmのロープで飾りました。素材は麻で、こういうディティールは大事かつ丈夫なので猫に齧られても平気。


吊り橋の先は隣の和室。漆喰を塗った石膏壁をカッターで丸く切り抜きます。


ラーチ合板で入口部分を作りました。
ラーチ合板はコーススレッドで壁内の構造部に強固に結合され、吊り橋との結合部分となります。吊り橋との結合はビスケットジョイナーと細いコーススレッドです。


早速ネコが頭を突っ込んでいますが・・・


和室側はまだ何もできておらず、元々あった小さな収納の名残の引き戸があるのみ。


今回製作した部分の全容。


キャットウォークの下にはハンモックを吊るして上げました。
よく寝ているので気に入っている様子です。





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