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ストーブパイプ製作

以前にストーブ周りのデコレーションを行いました。今回はその続きです。


これが今回の完成形。薪ストーブに使う太い排気管でFF式ストーブの給排気管と排気トップを隠してしまおうという作戦です。かさばる排気トップをカバーするために上部を太くしました。
前回はまだ付いてなかった前側の石も付きました。


栗本製作所のスパイラルダクト継手 片落管とTカラー。切り落とした部分に排気トップが来ます。


Tカラーと組み合わせたところ。この後、両者を溶接で固定してTカラーもカットします。


アーク溶接で点付け。


薄物なので溶け落とさないよう棒を寝かして、溶けた瞬間にアークを切ります。


Tカラーをカットし、壁に合わせて現物合わせで収まるギリギリまでスライスしていきます。


Tカラーの鍔に一つ穴を開け、下からコーススレッドを刺して梁に留めています。この一本のコーススレッドが固定作業をとても楽にしてくれます。


壁に露出している梁を避けるためにこんな形に。バリが出てるので触れると怪我しますよ、ネコ様。




最初に製作したステーとバンド。
片落管を下側から支えるため、バンドにタブを溶接しました。片落管にパイプを差し込まずにバンドの中で突き合わようかと。そうすることで取り付けが楽になるかなと思ったのですが。
片落管にパイプを差し込まないと不安定なのと、このステー形状では重さを支えきれないことが分かり両者ともボツに。
ボルトをステーに溶接であらかじめ固定しておくのは、取り付けを楽にしてくれて良いアイディアでした。


まだバンドにタブがついていますが、この後で削り落としました。
バンドを2本使ってしっかり固定します。


壁が杉板なので重量のあるものを固定するには強度不足でした。コーススレッドが抜けてきちゃいますし、板も撓ってしまいます。
そこで上に向けてステーを延長、固定部を増やすと共にてこの原理を緩和しました。


もう一度最初の画像。
冬が来る前にパイプの色塗りを終わらせるのと、内部にFFの配管をどうやって収めるかを考えなきゃです。





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