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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その五
-週末の楽しみ707Aux Voltage Setupやっと圧力センサーが届いたのでセットアップを完了させましょう。今回購入したMAPセンサーはP1ビートなどで使われているデンソー製です。配線はGND、出力、電源(5v)ですがどれがどれか分からない。可変抵抗かと思っていたらICが内蔵されていて、電源を投入しないと出力が変化しない=抵抗値を測っても無意味。 困ってしまったのですが、デンソー製のMAPセンサーは誤配線しても数秒は耐えるらしく、一瞬繋いで出力値を見て圧を変えてまた出力値を見る、を繰り返してそれっぽく出力が変化する組み合わせを探しました。 センサーセットアップ画面を開いて、Aux Voltageをいじります。マイナスがついているのがセンサーが吐く電圧に対してユーザーが自分で自由にテーブルを書けるもの。横軸の幅によっていくつか種類があります。 このセンサーの場合、A/D変換する前の数値が99.0kPaに対して600弱だったのでMAXで625となる"-5"を選択しています。 2021.08.01 追記 こちらにもう少し突っ込んだ記事を載せてあります。 /追記 このAux Voltage Compを使って大気圧補正を行います。 見てほしいのはMAPとAux Vの値(54kPaに対して325.4となっています。二つのセンサーを三叉で繋いで注射器で陰圧をかけています)。 得られたサンプル値を元にAux Voltage Claibration Tableを書きます。デンソーのMAPセンサーの出力は、入力に対して直線的に変化していました。 ちなみに、大気圧補正には使用しなくなったMAP Comp、全てゼロを入力しても良いのですが、ちょっと機能を持たせることに。厳密に言うとインジェクターの先に掛かっている気圧により吐出量が変わります。その変化をこのテーブルで補正することにしました。 今まではこの変化は無視していたわけで、負圧が大きい領域のメインマップに少し小さい値が入ることで辻褄があっていたって事になりますね。走らせながらあわせこむことにします。 2021.08.01 追記 MAP Comp、元通り全て0入力に変更しました。理由はMAPセンサーのサンプリングスピードが脈動の振幅数に追いついているかどうか完全に確信出来ないため。/追記 TOPへ |