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フロントアッパーアームグリスアップ

マービーのフロントの足回りから盛大なキーキー音が出始めました。
以前から出てたのが、最近になって無視できないくらいになってきた、という方が正しいかも。


ショックがお亡くなりかな、とランチョに交換してみたものの解決に至らず。ちょっとマシになったような気もしましたけど、主原因は別にありそう。次に疑ったのがアッパーアームのボディ側取り付け部。
8mmのレンチが掛かっているボルトを外すとグリスアップ用のサービスホールが開きます。


ボルトを取り去って、さて。グリスを押し込む方法に困りました。スペースが少なくて普通のグリスガンが使えません。
ならばグリスガンの出口を改造しようかと、丸パイプに切り込みを入れて・・・


アーク溶接で90度曲げてやりました・・・がこれは失敗でした。強く押し当ててグリスガンで送り込もうとしたのですけど、グリスは中には入らずほとんど外にはみ出てきてしまいました。


次に考えたのはこれ。グリスガンを諦め、注射器を使うことに。T分岐で方向を変え(不要の口はシリコンホースを取り付けて折り封鎖)、押し込んでみます。


これは上手く行きました。ちゃんと押し込めますしどれだけ入ったかも確認できます。


んで、蓋を戻そうとしてハマりました。

指2本でつまんでねじ込もうとしましたが時間の無駄でした。15分やってみて成功せず。この蓋、ネジ部がテーパーになっておらず、入っていく穴の方にもテーパーがありません。なので正しい位置にいるかどうかが指先の感覚では分からず、つまんでしまうと指の影になるので直角に穴に押し当てられているかどうかが目視できません。

1:ボルトを指1本で穴に押し当てる
2:ボルトが穴に対して直角を保っていることを目視しつつ
3:スパナを当てて回す
のが正解。これなら1発でねじ込むことが可能です。ちなみにストレートのメガネレンチにボルトを嵌めて穴まで運ぶのも手なのですが、レンチのストローク量もまた限られているために、一度のストロークでねじ込めるかどうかは運次第。メガネはかけなおすことが出来ないので一発でネジ山が掛からなければやり直しです。スパナが吉(もしくはギアレンチでも良いかも)。

この作業のおかげで見事にキーキー音はなくなりました。
ついでに前下がりになっていた車高を、フロントトーションバーを目一杯締め込み(17mmレンチで調整ボルトを回すだけで超簡単)本日の作業は終了です。






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