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燃料供給系のメンテナンス

他にも気になることはいくつもあるのですけど、中でもずっとやらなきゃと思っていたのが燃料系の総交換。もう20年近く使っているシルビアS13ターボの燃料ポンプはいつ突然死しても不思議ではないですし、ホースの劣化も心配。今より知識がない頃に作業したせいで、ねじ締め付け式のホースバンドを使ってしまっているのも気になっていて、ちゃんと純正に戻したいです。



使った燃料ポンプはWALBRO(ワルボロ)燃料ポンプ用キット(ロードスターNA6CE NA8C)。カチャクルさんのおすすめ品です。


相手がガソリンなのでちゃんと取説を読み込みました。


燃料フィルターが付属してきます。


固定用のリング状のカシメを押し込むのにはソケットを使うと良いです。


カプラーはこちら。
本来は純正のカプラーがそのまま刺さるそうなのですけど、S13用ポンプは丸端子なためカプラーは切り取られてしまっており、新たに購入する羽目になりました。

購入元はサード。31251が該当のカプラーです。


幌が無いのはこの作業をするには大きなアドバンテージ。
エンジンが回っている状態でサーキットオープニングリレーを外してポンプを止め、ホース内の残圧を抜きます。その後バッテリーを外してリレーのカプラーを戻す。保護メガネを常時装着しておきます。


リアトレイの蓋を開けてガソリンタンクの上部とご対面。
怖いので消化器の他に濡れたタオルと水バケツを用意しておきました。


燃料ポンプ+燃料系センサーアッシィ取り外し。フィルターからしばらくガソリンが出てくるので気長に待ちます。タンクの底を観察しましたがゴミも錆もなく綺麗なものでした。


S13時代、フィルターの向きがおかしかったということに今更気づきました。これでも最後まで吸えてたのが不思議・・・。


これがS13の端子部分。


純正のステーとワルボロポンプの尻の両方にピタリはまる形のゴムマウントが付属してきます。振動と騒音を防ぐ役目もあります。


パイプとポンプの間を繋ぐホースもワルボロに付属してきます。ここに求められる特性は普通のガソリンホースとはちょっと異なるので付属のものを使っておきます(通常のガソリンホースは外側と補強の糸部分が常時ガソリンに曝されることを想定していない)。


S13用より小柄です。音もとても静かでほぼ意識することはありません。
今までガソリンが減ってくると結構みゃーみゃー言ってたのでちょっと寂しいかも(笑)。



タンク上部のホース、ちょっと作業しにくいですけど、交換できます。



ホースバンドは前述のように純正新品に戻しています。理由はバネ式ならホースのやせた分を「追いかけて」いけるため。
実は、古いのを外す際にホースをカッターで切ったのですが、銅パイプに筋を入れてしまったようで、そこからじわじわ漏れてしまいました。一旦取り外して筋部分を丁寧にカッターの背で撫でてバリ取り。念のためホースを深く刺してバンドを2本掛けして対応しました。


燃料フィルターとここのホースも新品に。
この作業してるときに小雨が降ってきて泣きそうになりました。


エンジンルーム内のホースも交換、こちらは簡単です。





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