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クローゼットに引戸を製作

ひとまず形になったクローゼットにドアをつけます。
折り戸も考えたのですが、ハニーの強い希望で和風の引戸にすることに。


これが設計図。
格子の割り付けがちょっとだけややこしい。


外枠はパインの集成材にしました。
下に戸車を取り付けるための溝を掘ります。ルーターで外側を掘って。


鑿で肉を取り去ります。


結構余裕もって掘らないと干渉してしまい、上手く回ってくれません。


上側はベアリングを車輪として流用。


レールはこちらを使用しました。


格子の製作にとにかく時間が掛かります。
材料はラワンの棒を使用しました。一番狂いが少なそうだったので。


ホームセンターの在庫で棒の数が足りず、板材も購入。
この後丸鋸で縦に割きました。一つ作業が増えますが溝の加工はこっちの方がやりやすいので一長一短ですね。


溝は丸鋸を数回走らせた後、鑿やカッターで整えて作成、正確性が要求される部分。
丸鋸の技術が上がったかも。


2日かかってここまで来ました。
上下の格子の間に合板を挟み込んであります。強度確保のためです。
格子の接着には当初は速乾性木工用ボンドを使ってみたのですが、乾く前に外れてしまう事が多々あり、グルーガン(ホットボンド)を使用しました。


枠の接着にはビスケットを使用したのですが、こちらも上手く固定できない部分が多く、コーススレッドを併用するようになりました。
上側のレールはアルミのLアングルを使っています。ここに上記のベアリング流用の車輪がはまり込んでます。


アルミむき出しだと格好悪いので、玄関の靴棚を作った際に出た無垢の廃材を貼り付けてあります。


これですね。


障子紙を貼っていきます。4倍強い、というタイプにしました。ネコがいますので・・・。


アイロンで接着できるタイプです。作業自体は簡単ですけど、ピンと張るのは難しい。
サイズがデカイので一発では全面貼れませんでした。


畳から10センチ浮かせた隙間にLEDライトを仕込みます。キッチンに使ったのより光量が少ない3528 60LEDを使用しています。


障子紙、結構しわが寄ってしまったんですけど、実際見るとあまり気にならない。プラスチックの偽ものじゃないのが分かって逆に雰囲気が良いくらい。


畳、新しくしてあげたくなりました。





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