EK9の足回り フロント編


フロントの足回り。ロードスターの古典的なダブルウイッシュボーンを見慣れた目には一瞬ストラットに見えてしまいましたがちゃんとEK9もダブルウイッシュボーンです。ただアッパーアームがすんげー上に行ってしまってますけどね。

  
ね、ちゃんとダブルウイッシュボーンでしょ。車高を落としてもあまりキャンバーがつかないからロードスターより上下のアーム長の差が少ないのかもなぁ、って思ってましたが、改めて写真見るとそうでもないですね。単にロードスターより車高の落ち幅が少ないってだけかも。いずれにしても、ただ車高を落としただけではちょっとキャンバー足り無そうです。ロードスターと違ってキャンバー調節は不可!でして、フロントで弄れるのはタイロッドでのトー調整だけ。
できればネガティブアッパーが欲しい所です。N1だとアーム交換はNGだった気がしますが偏芯ボルト使ったりとかキャンバー付けるノウハウはあったみたいですね。レースによってはレギュレーションでキャンバーの上限が決められてて、上限近く(フロント4°以上、リア3.5°以上とか)つけてたもん。おいらのNA8のキャンバーが丁度F3.5、R4.0をちょっと超える位なんですが、EK9の方はベッタリ落とした状態でもそんなに付いているように見えません。

まあそれはともあれ、ロードスターの知恵の輪のようなフロント足回り交換に慣れた人にとって、EKの足回り交換は楽勝です。ドラシャを逃げるためのフォーク状のパーツを外せば簡単に外せます。


スタビも初めから結構太いのがついています。スタビリンクも触った感じではあまりゴムがぐらつくことも無くそれなりにしっかりしたものの様です。


エンジンルーム側はこうなってます。ロードスターと異なるのはストラットタワーの高さ、ボンネットぎりぎりまで来てますんでストラットタワーバーはシンプルな直線形状となり、アッパーマウントのボルトとは別個にネジ止めされています。



組みあがるとこんな感じで伸び側ストロークの非常に少ない足回りになると。高レートのバネが遊ばないんですから当然です。しかも今回の足回りではわずかながらプリロードを積極的に掛けていますんで尚更その傾向は強まります。
タイヤ外すためのジャッキアップが楽でいいですわ(笑)。

TOPへ

inserted by FC2 system