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Low profile lights

昔から角型のリトラに憧れがあるのです。


以前ヤフオクで、ベゼルだけ売り出されていて、タダみたいな値段だったので買っておいたもの。おそらくアクティブ製。入れてみたライトは手持ちのCATZのフォグ。
何だか全然カッコよくないですね・・・。



こちらは弟Keigoが使ってるアクティブ。DDという謎のロゴが入ったフォグとスポットの2灯タイプのライトが入っています。バルブはH3。158mm x70mm。
画像を検索してみると種類がいくつかあるようで、160mm x 80mmのPIAAの2灯や、1灯が入っているアクティブも有りました。


カッコ良く見える角目には黄金比があるようで、それ以上薄くても厚くても変、幅も広すぎても狭すぎてもダメですね(個人の意見です)。
んで、探してみたのですが・・・これがなかなか無いんですね。

Jass Performance Low Profile Headlights for NA (Set of two)が新品で手に入る角目の中で一番見られるかなと思います。これに使われているライトはおそらくHELLA製のHeadlight, halogen Ref.10です。右側通行用で日本で使うと対向車に迷惑をかけるため車検不適合。レンズの大きさが148x84mmで幅が理想より10mmほど狭く、天地は逆に長いので見た目もイマイチですが、それでもH4が使える=ハイビームが得られるのは大きい。レンズカットもフォグランプと違って奥行きのある照射範囲になっているみたいですし。


HELLAで行こうかな・・・と思っていたらたまたま巡り合ったのがこちら。163mm x 80mm、ほぼ理想のサイズ。


仏車Clio(日本名ルーテシア)の初期型用のフォグです。バルブはH1なので、一般的にフォグに使われているH3より明るいのではと期待されます。以前乗っていたBMW M3がヘッドライト/フォグランプともこのバルブでした。


製造はValeo、初めて見たのですけどスバル車のライトがココ製だとか。


バルブシェードです。バルブから出た光が直接正面に行かないようにしている部品。正面から見たときにまぶしく無いようにする役割を担ってますけど、同時に暗くなる原因でもあるため取り外しました。


取り外すにはライトの殻割りが必要で、ヒートガンで炙って何とかレンズを割ることなく分解できました。ライトを保持する部品はプラスチック、こちらは不注意で少し溶かしてしまいました・・・。
このライト、ネジ1本だけで不完全とはいえ光軸調整機能が付いているのが嬉しい点の一つです(上述のHELLAも同様の機能が付いていますね)。またライトが黄色に見えますがレンズではなく反射板が黄色く着色されています。旧車感が良いですね。ちなみに平成5年式車は黄色前照灯が許されています。


加工に入ります。ライトの上げ幅を変える為、押し上げるロッドが固定されるステーを剥がします。スポット溶接されているのでドリルでもんで行きます。


結局スポットを揉んでいるうちに貫通、ここまで削ってやっとはがすことが出来ました。



ジグ、というか台を作りました。これは大正解で圧倒的に作業がしやすくなりました。単体では立っていてくれないので。ライトをあてがいながら干渉する部分をグラインダーで切除していきます。


ギリギリ収まるとこまで削り終わりました。



飛び出しているネジが固定用です。ベゼルを基準にすると左右でリトラボディとの間隔が異なり、ライトが中心よりやや外側に位置している格好。


このライトは前後が短いため、リトラのカバーに当たらないのも美点です。


赤で囲んだ部分が、リトラが全開になっているときにぶるぶるしないよう押えています。


Keigoのアクティブをサンプルにして上げ幅を測定。105mm。


熱を掛けてひっぱたき、105mmになるよう上げ幅を規制しました。


純正のベゼルを戻してみたところ。恐ろしく気持ちわるい。


でも、下半分は見えないわけで、そう考えると小加工で使い物になるかも。



リトラボディにライトを固定する部分を取り付けます。


バイスプライヤーで位置を固定して溶接で合体。


左右を繋いでる部分、無くても良いのかも知れませんが・・・
とりあえず今日はココまで。まだ片方しか出来てませんし、リンクも加工が必要なので先は長いですが楽しみながらのんびりやります。





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