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フィニッシュネイルを使って本棚製作

本棚を作ることにしました。


本の大きさをいくつかにグループ分けして、それぞれにぴったりな高さと奥行きで作成し、ランダムに積み上げる作戦。


当初はビスケットジョイントを使って作っていたのです。横と上の面が見えてしまう可能性があるため、頭が見えてしまうコーススレッドでの結合はしたくないところ。


これらがビスケットジョイントで作成したもの。3つ作るのに2時間以上掛かったような。これでは全部出来るのがいつになるか分かったものじゃないです。


仕上げ釘とかフィニッシュネイルと呼ばれる頭の小さな釘を圧縮エアで撃つための道具です。ちょうどビスケットジョイントの在庫が乏しくなってきたのもあって、ホームセンターに行った時に値段を確認してびっくり。プロ用のは数万円するので手が出ないのですが、これは8千円で買えてしまうんですね。僕の使い方を考えると十分にペイします。
写真はマガジンを引き出したところ。銀色に見える帯がフィニッシュネイルです。ちょうどステイプラの針みたいな感じ。U字型の針を撃つ正にステイプラみたいなタイプもあります。


3000本入って800円とかで買えます。コスパ最高。


頭の大きさは1.3x1.9mmとか。下はビスケットで結合していますが、それと比べても美観をほとんど損なっていません。


必要なエア圧は0.5〜0.8MPaです。エア圧によりネイルの刺さる深さが変わってきますので安定させておいた方が良いです。


指さしているダイヤルが打ち込み深さ調整用。エア圧で大まかに調整してこのダイヤルでも最終調整しました。


タイムラプスを取ってみました。これで20分強です。
メインのカットが終わったあともところどころで微調整用で丸鋸を走らせています、その度に大鋸屑が舞いますが、グイグイ有圧ファンに吸い込まれていくのが見えます。


とにかく仕事が超早い。木工用ボンドを塗って位置決めしてパシュっと撃てばもう固定完了。早いだけではなく、木目に負けて合わせがずれてしまうってことも無いです。これがコーススレッドだとしばしばずれちゃう。
今後は強度が特に必要な場合を除いてビスケットを使う機会が激減しそうです。

万が一斜めに撃ってしまい横からネイルが飛び出してきた場合を想定し、ネイルの行く先には指を絶対に置かないよう、それだけは注意。


これだけ作って1日掛かってません。
エア釘最高。インパクトドライバーより先に買っても良いレベルでオススメ。





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