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Low profile lights 2

続いてリトラクタブルライトを稼動するためのモーターとの接続リンクを作成します。ライトの上げ幅を少なくするための加工です。


まずは引っぺがしたこの部品を取り付け直します。


元の位置よりもリトラの支点から離す事でモーター側の腕の振り幅に対してのライトの動きが少なくなります。


ナットの固定に加えて溶接も盛ってぐらつかないようにしました。アクティブのもおおよそ同じ位置でした。


こちらはモーター側の腕。こちらは短くすることでライトの稼動量を減らします。バーナーで炙り、ハンマーで叩いてまっすぐにします。


まっすぐにしたら穴を開け直します。ステップドリルでちょっとだけ面を取っておきます。


モーター軸のセレーションに強く締めこんでやるとステップドリルで取った面にセレーションが転写されます。ちょっと強引ですが純正も似たようなものです・・・空回りしないと良いのですが→まったく問題なし。大丈夫でした(後日談)。


んで、取り付けてみて気づくのです、ライト側と接続するロッドがモーター軸のナットと干渉することに・・・。アホすぎ。


純正のロッドを受けている玉を外します。


替わりにピロボールを使います。とりあえずナットをスペーサー代わりに使って高さを出して軸のナットをかわします。



ライト側の受けは純正の玉のまま。稼動させてみるとちょっと上がり幅が足りません・・・ちゃんと測定したんですけど、なかなかにシビアですな。


芯〜芯で21mmで設定したのですが、もう少し長いようです。



ライトの開時と閉時、それぞれでピロ〜純正玉距離を測り、差の1/2=モーター側腕の芯〜芯距離。残りがロッドの長さになる理屈です。


丸棒ヤスリで丁寧にピロボール用ボルト穴を長穴加工しました。シビアだし気を使う加工でした。


一つ出来てしまえばコピーするのは簡単。缶スプレーで転写して、ボール盤で正確に穴あけするだけ。


ロッド。初期モデル(笑)はワッシャーの厚みで長さ調整でしたが、次世代モデルはナットで調整できます(高ナットはただの筒として使ってます)。


ライトベゼルを頼りにライトの角度を決めてしまったのですけど、ふと思えばこれ合ってるのかな・・・(^^;;
光軸調整ネジで合わせきれなければ溶接部をはがしてやり直しです。





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