Low Profile Headlights ver.H4 その2

粘土型、まあお遊びとしては良いかと思います。
でもコレを仕上げるにはちょっと手間が掛かりそうなので次の手段に。

PP（ポリプロピレン）テープをマスター型に貼り込みます。FRPはPPに全くくっつかないのでこれでマスターは基本的には完全に保護されます。
ただ、メス型の積層をやりすぎると分離が難しくなります。メス型は通常3～4プライのようですが、サーフィス+2プライで行きます。割れが心配な部分だけちょっと厚めに。

粘土型の時と同様サーフィスをまず貼り付け。

続いてマットを積層。

今回は硬化剤の量を控えめにしたのでゆっくり作業できました（控えめにしすぎたらしくなかなか硬化が始まらず焦りました。ドライヤーで暖めたら硬化が始まり、一度反応が始まれば熱が生まれるので無事に完全硬化しました）。

マスターからメス型を外します。ピッタリくっついているので、少しずつマスターかメス型をたわませて空気を入れてはがして行きます。マスターをたわませるのはイヤなので、出来るだけメス型をしのらせます。これが3～4プライだったらうまく外せたかどうか・・・。

粘土型とは違うツルツルの表面と精度の高い形にワクワクします。

マスターの方も無事。PPテープを剥がします。

樹脂の硬化時の熱で糊が溶けてマスターがベトベトに。

この作業をしていて初めて気づいたのですが、ベゼルの形が左右でかなり違います。人間の目ってこういうところはいい加減。いままで全く気づきませんでした。

うん、このクオリティならモチベーションが維持できます。

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