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Low Profile Headlights ver.H4 その10

H4にする以上、ライトとしての機能がちゃんとしてないとイヤ。


1,000円のハロゲンライトと、安かったのでついつい買ってしまったH4 LED。
ライトへの固定部分とLED本体が分離できるタイプ・・・あ、固定部分が裏返しになってる。ロービーム側に傘が付いており、傘がバルブの下側に来るように装着します。反射板の下側に跳ね返って上に向かう光をカットするわけですね。ハロゲンランプの中にも同じ役目の傘が入っています。


ハロゲンが一点の光源から放射状に光が出るのに対して、LEDは発光面から特定の方向にのみ光が出ます。そのためマルチリフレクタータイプのライトボディとLEDの相性はやってみないと分からない。リフレクターの特定の位置に光が集まってしまうので、狙った場所を照らしてくれるかどうかは運次第。


運転席側=H4 LED、助手席側フォグH1 LED。助手席側の方が明るいし、綺麗にカットが出ています・・・orz。やっぱりマルチリフレクターとLEDの組み合わせは鬼門です。
光源単体でみるとH4 LEDの方がH1 LEDより圧倒的に明るいのですけどね。空中を照らしてしまい、その分地面が暗い。配光って大事。
試しにランプシェードを外してみましたが、シェードの有無で照らし方に変化は有りませんでした。


調べた限りでは角型ライトボディーのマルチリフレクターはこの台湾製の他にはありませんでした。新品でも3500円/セットくらいで買えるので安くて良いのですけど、ハロゲンに替えても綺麗に配光が出ませんでした。
ましてLEDとの組み合わせでは、仮に国産を使っても期待が持てそうにありません。


マルチリフレクターに見切りを付けて、新品の角型H4を購入。IPF製で4,500円/個。結構お高い。


そしてレンズのデザインはコレ、50年は昔のやつですかね、コレ。古臭いのは好きですけどちゃんと配光してくれるのかな・・・。


シールドビーム同様、上下が爪の大きさで規定されています。
丸で囲んだ足が他より太いです。削って他のと同じ細さにすればOK。


ポジションライトがついてきます。すでにバンパーにポジションライトがある、かつハイビームに被るのでこれは使いません。


LEDを入れています。問題なく収まります。
ハロゲンの場合はゴムのシールが付きますが、LEDの場合は付けられません。LED自体が防水、ということになっています、一応。


LEDの光源の位置確認。
IPFボディにはランプシェードはありません。頭が黒く塗られているバルブを使うのを前提としています。


明るさ比較。
運転席側=マルチリフレクター+LED、助手席側=IPFカットレンズ+ハロゲン。
光が上に漏れているからまぶしく見えるだけではなく、どの角度から見てもLEDの光量は圧倒的。出来たらLEDを使いたい。


IPFボディはマルチリフレクターより僅かに奥行きがあり、LEDのファンがリトラボディと干渉してしまうことが判明。


干渉部分を確認。


ドリルで穴を開けてニッパーで繋げ、もぎ取ります。
僅かな奥行きの違いで結構大きな穴があくことになりました。


切り口をリューターで綺麗にして、プラサフと2液ウレタンを刷毛塗り。


ライトバルブの交換はベゼルとリトラ蓋を取り外せばOK。
このコンビレンチがえらく錆びているのは一冬を外で過ごしたせい。春になって雪の下から出てきました。ブレーキのエア抜きした際に置き忘れたらしい(笑)。


光軸の上下調整用のネジがはまる部分、どうして斜めになっているのだろうと思っていたのですが、光軸調整ネジを回さなくても脱着出来るようになのですね。


ハロゲンバルブをお釜に収めた様子。ゴムパッキンむっちむち(笑)。


LED装着完了。


やっとインストールできました。
点灯してみると昼間でも分かる圧倒的光量の真っ白の光。歴史あるカットレンズとの組み合わせでその本領を発揮してくれると良いのですが。





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